夏の夜

 

夏の夜の5段活用です。

ではどうぞ

 

願い

「…それでも好きなの」

そう呟いてうつむく少女

届かない思いでも 抱きしめていたいから

もう少し このままでいさせて

あの夕陽が沈む頃には

この涙も乾くと思うから

 

 

月に照らされ

暗闇にぽっかり浮かんだ夕顔の花

涼風がやさしく奏でる風鈴の音色

手のなかに包んだ蛍

あなたの背中にそっとのせてみる

どこにいても

その姿 見失わないように。。。

 

 

ある日突然 別れが来て

あなたが わたしの前から消えてしまっても

受け取った 過ぎ去りし日々が

いつまでも 胸中に輝いているから

それを道しるべにして 未来を見つけて行ける

あなたがわたしに届けてくれたもの

それは無条件の愛

 

 

 こうして隣に座り

一緒に 花火なんかしながら

あなたの瞳 覗きこむと

どうして 胸がいっぱいで 泣きたくなるの?

いろいろあった二人だから

体中に幸せが増殖して

ふるえ出しそうになる

このまま二人して

夜空の星になってしまえたらいいのに

 

 

浴衣

七夕   短冊   草笛   えくぼ

ほおずき   郷里   林間学校

海辺      別荘    浮き袋

ねぇ、ところで今度 海行かない?

お休みが取れたらきっとだよ

約束げんまん 指切った

太陽     団扇    綿飴おいし

しあわせ  ランラン  あなたといっしょ

おてて繋いで帰りましょ

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曲はフラップさんの「浴衣」です。すごく好き!