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SCHOOL OF THE MUSEUM OF FINE ARTS, BOSTON :

この学校には”ART OF AFIRCA”という、恐らく世界中の美術学校をさがしてもないだろうクラスが存在します。

美術大学在中、painting、drawing、photo、sculpture、等々、いろんなものに手を出したわたしですが、結局いきついたところは”プリミティヴ(原住民の)・アート”でした。

わたしの通っていた学校は専攻というものがなく、好きなとき、それが授業中であってもほかのスタジオに移動してもよい、という学校で、油絵を描いてる途中にdrawing(素描き)に戻って一からやり直したい、と思えばdrawingのスタジオに移動、と、そんな感じでやってました。

よってわたしの専攻はなにか?と言ったところで「これ」というのは実はありません。
”染色家”とカテゴライズされるのかもしれませんが、絵も描くし、写真も撮る。
それら全部の根底には、プリミティヴな要素がかなり重要な役割りを果たしています。

作品を創るにあたって、一般的に、絵なら絵だけ、っていうのは無理があるんじゃないかなあ?と思います。
もちろん美術大学に入れば、どの科に入っても、(演劇とかは別として)なにを専攻してもひととおりのことは勉強するでしょう。

でも、わたしが知ってる限りでは、絵を描いてる途中で写真のラボに入れるという学校はあまりありません。
例えば学校の賞を取った友人は、5年間プログラムに滞在し、CGと写真を組み合わせた豪快な作品に、数セメスターを費やしました。
もうひとりの友人に至っては、毎日ブラリと学校にやってきて、一日中、木を切ってました。
年に2回ほど先生と生徒2名によって評価される試験のようなものがあるのですが、そのときだけ見かける人も多数いました。
学校のスタッフと思っていたら、実は生徒だった、というミュージアムスクール・カフェの女の子なども。

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