階段
先の見えない階段を上っていく。
ぐるぐるぐるぐる。
ジグザグに交差して、廻るように上っていく。
ぐるぐるぐるぐる。
周りの景色は何も変わらない。
ただ、数字だけが少しずつ増えていく。
永遠とも思える階段。
上りきったら、天国でもあるのだろうか。
霧の中を走るように、目隠しをされているように、
終わりの無い階段。
もう、疲れた。
足も上がらない。
意識が遠のいていく。
あとは、ボロ雑巾のように、
階段を転がり落ちていくだけか…
だけど、1階には辿り着けない。
僕は、永遠にこの階段地獄からは抜け出せないのか…