シャム双生児

バァン!!
扉を蹴破る音が部屋に響いた。
暴走したマッドサイエンティスト・ガルムを止めるために世界を駆け巡り、
様々な苦悩があった。試練もあった。仲間も失った。
だが、ついに本拠地を突き止め、ここまでやってきた。
「…そろそろ引導を渡してやろうか」
「ふふ…そういうわけにもいかないのだよ」
ガルムが部屋のレバーを引いた。
すると、どこかで金属の擦れる音が聞こえてきた。
「今更何をあがこうってんだ?」
「知れた事…お前を殺すための、最終生体兵器を呼び覚ましただけよ」
「何?」
部屋の奥…闇の中から這い出てきたのは、
およそ人とは思えないような人型の怪物だった。
「これは…」
「そうさ、私の長年の研究の成果。人体改造の究極の姿だ」
体の所々からパイプが出て、他の場所に繋がっている。
筋肉は異常なほど発達し、手は機械に変わっていた。
そして何より…体の下から2/3は1人だが、胸より上は2人いる。
「驚くのも無理は無い…これはまだ私の研究が認められていない頃、
 研究所の前で捨て子を拾った…だが、その子はシャム双生児だったのさ。
 私はその子を拾うことで、ありとあらゆる人体実験が行えた。
 その集大成が…こいつだ」
「お前は…それでも人間か?」
「ふん…捨て子に人権などない。どうせまっとうに生きても迫害される身。
 私の研究に役立ててさぞ幸せだろう」
「腐りきった野郎だ…」
正気の沙汰ではない。
親に捨てられ、あろうことがガルムに拾われてしまったがために、
このような人生を送ることになろうとは…
「…いいだろう。戦ってやる。こいつを…苦しみから開放してやらないと」
「出来るものならやってみろ。若造」
「今…楽にしてやる」
全身の血が滾る。
目が、脳が怒りで焼けそうなほど熱くなっている。
俺は、ここで必ずガルムを殺すと心に誓い、剣を鞘から抜いた…


ゴメン、本気ゴメン。
全然ネタ出なかったよ…悩むよ、こんなテーマ…
結局こんな半端なモノになっちまった…これ以降は頑張りますんで(汗