Jewel

僕の宝物
それは一つの石
他の人から見れば なんてことはない
普通の石…

夏のあの日 突然の呼び出し
憧れの娘とかけた 人気のない砂浜
交わした約束 「この日を忘れない」と
交換し合った 一番の石

お互い 相手の気持ちも知らず
すれ違いながら 楽しかった日
花火をした 走り回った たくさん話した…

月日だけは 誰にも止められない
一夏も 過ぎ去ろうとする
そんな中 彼女の一言
淡い気持ちを 打ち砕く
「あの人、私の事どう思ってると思う?」

残されたのは 思い出
彼女の声 姿 そして 思い出の石
思い出の詰まった石が 僕の心を締め付ける
「あの夏は もう帰ってこない」

他の人には ただの石
僕にとっては 一番きれいな宝石
一番 きれいだった…


今 その石は 放物線を描いて…


僕の思い出をのせて…


はるか 彼方まで…