真っ黒なコートを着て
外に出てみた
外は一面の雪景色で
今も雪が降ってきている
歩いていても
降っていることに気付かないほど
静かに降ってくる
そして
気がつけばコートに降り積もっていた
払い落としても
あとからあとから
降り積もっていく
けど
つかもうと手を伸ばすと
雪は手の上で溶けて
流れ落ちてしまう
もしかしたらあなたは
気付かないうちに
そばにいたのかもしれない
だけど こっちから手を伸ばすと
どこかへと消えてしまう
このかなわぬ恋を
暗示しているかのように