コンタクトレンズの正しい使い方
目のトラブルを防ぐために、使用方法は必ず守らなければいけません。普通は何か商品を購入すれば、必ず取り扱い説明書が添付されていて、大抵の場合は使用方法などを丹念に読無と思いますが、コンタクトレンズはメガネと同じであり、単なる視力矯正のアイテムという感覚で、説明書をあまり読まない人が多いようです。
しかし、コンタクトレンズは眼に直接装用する「高度管理医療機器」ですから、しっかり説明文を読むことをお勧めします。その文書はコンタクトレンズを安全に使用し、目をトラブルから守るための説明が丁寧に書かれているのです。
コンタクトレンズを初めて使う方は勿論ですが、既に使用している方も文書をよく読んで、正しい使い方を理解していただき、用法を守って眼障害などのトラブルが起きないようにしたいものです。
1) コンタクトレンズの添付文書には次の内容が書かれています。一つ一つをしっかり理解することが大切です。
*注意事項
眼の安全を守るための注意事項、レンズの破損防止や汚れ防止、レンズの装用ができない方
*レンズの装用
装用スケジュール、定期検査、装用サイクル
*レンズの取扱い方法
はめ方、はずし方 、ずれた時のなおし方
*ケアの仕方
ケアの方法(レンズの洗浄、すすぎ、消毒、蛋白除去)、ケア用品の説明と注意事項、レンズを長期保存する方法
*装用にともなう症状と対処方法
異物感、充血、くもり、痛み、かすみ、視力、乾燥感、眼の疲れなど
不明な点・不安な点があるときは眼科医や販売店に気軽に確認しましょう。
初めて購入した時には、正しい使い方の指導を受けているはずなのに、ずっと使用していると自己流ケアをするようになったりします。また、 装着時間を延ばしたりすることも、よくある使用方法でしょう。
しかしコンタクトレンズによるトラブルや眼障害は、そのような間違った使用方法が積み重なって起きるものが多いということをご存知でしょうか?
自分では異常を感じなくても、定期的にきちんと眼科医による検査を受け、購入時にもらっている添付文書をもう一度読み返して、トラブルの無いようにコンタクトレンズを快適に利用しましょう。
2)1日の装用時間は、初めて装着する人は医師の診断により、装用スケジュールに従って徐々に慣らしていきます。
その後、通常の装用時間については個人差がありますので、眼科医と相談のうえで決めます。人によってはひどい異物感や充血がある場合がありますので、そのようなケースは眼科医に処置も含め相談し、装用時間を短くしたり装用を中止することも必要です。
3) 角膜は血管がありませんから、酸素はすべて涙によって補給されます。
現在のコンタクトレンズは、酸素を透過しやすいような工夫がされ作られていますが、それでも当然ながら裸眼に比べて、装用することによって幾分酸素が不足気味になります。これは通常回復するのですが、あまり長時間装用を長期間にわたって繰り返すと回復が追いつかなくなります。
そのことにより 角膜が弱くなり眼障害を起こしやすくなりますから、眼科医に指示された装用時間をきちんと守ることが大切です。
4) レンズの洗浄や蛋白除去を怠ることは、非常に危険です。
毎日のケアの積み重ねは非常に大切ですので、きちんと行う必要があります。また、ソフトレンズは細菌や微生物がハードレンズに比べ繁殖し易いので、毎日の消毒(煮沸消毒あるいは化学消毒)が欠かすことは出来ません。そういったケアを怠ると細菌や微生物が眼に入り眼障害の原因になるのです。
