祝島日記 2015年2月
2月1日(日)くもり 西風
朝、炭を窯から出そうとに行ってみると、何と皆灰になっていた。ユウベエと、1月23日に窯を開けたときは今までで一番の出来具合だったのだが、火種が残っていたようである。ショックを受けたが、奮起して、落ちた土やらをかきだして、窯の中を空っぽにした。
1月のことも少し。
1日には親類縁者と行者詣り。その後、藤樹さん方でご馳走になる。総勢20人近くいて、にぎやかだった。
14日は、小学校の餅つき大会。この日も30人くらいの島の人たちが餅つきに参加。つく人、丸める人、小学生3人を中心ににぎやかな一日だった。子どもは宝物である。
15日は神明様。以前は神明様をまとまってやっていたのだが、原発関連で、今は別々にやっている。ここにも原発が影を落としている。原発は社会的にも疫病神である。
21日、炭焼き開始。ユウベエが助手。4時間くらい燃やして、口を少しずつ狭めていく。22日朝は口を煉瓦一枚分くらいにする。夕方はコップの口くらいにする。23日は口を閉じる。後は煙突も閉じてさますだけ。24,25日はそのままで、26日に開けてみる。今回は成功である。
23日には自治会の役員会。定期船についてのアンケートをとることになる。
25日にイノシシの情報が入り、早速確認して、26日に罠を手配。27日に罠が到着。28日にかっつーさあと設置する。
27日には4800万円の損害賠償裁判。いわゆるスラップ訴訟と言われる裁判である。4人が中国電力から訴えられている。トシ坊、ヒサ坊、原君、オカダ君の4人が、埋め立て工事を邪魔をしたと、みんなの代表として訴えられているのである。この4人をおとなしくすれば工事ができると思って泥縄で訴えた裁判である。傍聴希望者は109人。傍聴できる人は、抽選で45人。前回までは35人の席数だったのだが、今回からは45席の室になった。傍聴希望者が前回から100人を超え、大きな部屋になったのである。関心を持ってくれる人が増えている。
28日は裁判関係の集会。夕方、4人で定期船アンケートの集計。
31日、朝便で出て、歯医者に行き、買い物もして、室津の中央公民館での、上関自然の権利訴訟公開シンポジウムに行く。夕方の便は満席だった。弁護士さん達も来島。
2月2日(月)
気合いを入れて炭用の木を切る。その後釣り。
ハナグリで鯛を釣る。大ダイ4kg、タイ2,7kg。
2月3日(火)
炭用の木を切る。ほぼ入れるだけの木を切り終わる。今回は小ぶりの木にした。
釣りに出る。タイ2つ。
2月4日(水)
2月6日(金)
タルキなど五月丸で運ぶ。
2月7日(土)
朝、夕釣りに出てスラ。
2月11日(木)晴れたり曇ったり 南西風
吉田の法事。
楽しい話がたくさんあった。松田正平さんが好きとあやちゃんが言ってくれて話が弾んだ。
帰って「丸山茂徳」君の検索で見たらすばらしいコメントをしている。被災地へのメッセージ。 この前同窓会で久しぶりにあった丸山君が出てきてそのままの感じで話していた。私の知り合いに見て欲しいと思って急遽更新しました。丸山茂徳を検索して下さい。三番目に出てきます。丸山君は私の同期なのです。自慢じゃないけど。