祝島日記 2015年11月

11月30日(月)記
11月4日、カミカドで釣りをした後、伊美原発を写真に撮りにいく。1800回転で1時間40分(行き)、1900回転で130分かかる。MOX燃料を燃やすプルサーマル原発で再稼働をしようとしているのは一番左に見える3号機である。事故が無くても微量とはいえ放射能を温排水からはき出す。瀬戸内海を汚し、温める。事故があれば、瀬戸内海は放射能の海にかわる。5日には愛媛県でも上関町の八島でも避難訓練が行われた。伊方原発からは正面に山口県があり、、中央に祝島が見える。佐田岬の付け根に近い伊方から岬の先の方は愛媛県側には避難はできない。避難訓練はいかにも形だけという感じである。本当に避難を想定しているのなら、再稼働を認めないはずである。山口県は住めなくなる可能性が高いだろう。

11月中旬、オオクボのビワの剪定が終わり、ソウヅイのも終わり、難波のコソーズのビワの木のカズラを切り、大がかりな剪定をする。再来年辺りから実が採れるだろう。
トビイシに歩いていき、海岸を下見をする。イノシシが上陸して山にあがれるところがどのくらいあるかを見て来た。

11月19日オオトオを歩く。数日前というくらいのイノシシによる新しい穴は掘られていなかった。

11月22日カタアから宇山に行き、平の万ちゃんから聞いた、石丸左馬之守の石を捜してみるが、見つからず。その後、門の谷からモリに下りる。モリにもイノシシの掘ったらしい穴があった。19日と22日の歩きでは、イノシシは1頭の様な気がする。
22日夜、MikiとHirokoの居酒屋がオープンした。飲みに行った。お客第1号だった。4時間飲んだりしゃべったりした。3千円でお釣りがでるくらいである。

27日昼便で東京に向かう。シンポジウムで勉強した。知り合いができた。各地で色々なことを頑張っていると言うことを知ることは、良い刺激になる。27日28日泊まりはエミちゃんの所に泊めて貰う。夕食は花田一家と一緒に錦糸町の西洋風の居酒屋でご馳走になった。
28日午前、墨田区のすみだ環境ふれあい館にエミちゃんと言った。廃校になった小学校を利用して環境学習の拠点としてできたものらしい。雨水を利用するタンクが色々工夫されている。二階には関野吉晴探検資料室がある。使ったカヤックなどが展示されている。午後シンポジウム。
29日午前シンポジウム。終了後京都に行き、ナゴジロウと夕食。今回、社会人になったからと初めておごってくれた。広島泊。
30日昼便で帰島。釣りに出るが、丸アジとチダイしか釣れず。ハマチは釣りが伸びて逃がす。