祝島日記 2016年2月

2月17日(水)西風 晴れ
イノシシ騒動、神舞など今年は話題にぎやかにスタートを切った感じである。
正月に行者参りをした後、カタアのセイリへの道を通り、門の谷からモリへのコースをヒロコおばさん、ともちゃん、ヒサヨさん、ミチヨさん達と歩いた。
去年、「祝島有限責任事業組合(祝島LLP)」を11人で作って、荒れかけているビワ畑の整備を少しずつ始めた。
コソウヅのナンバの山にビワの木が10本足らずあるのをやり始めた。周りの木の伐採とビワの木の剪定を少しやった。2年後にはビワの実が少しできる予定である。
もう一カ所、モリの河村さんの所のビワの木の整備も始めた。こちらはよし坊主任である。ミヒラほど進んでいる。それぞれ自分でやっているビワ畑などがあるので、少しずつの整備活動である。
神舞の年がスタートした。2月14日には、鬼の棒の竹切りを実施した。奉賛会会長の橋部さんを中心に自治会の組長さん、神舞世話人さん、若い有志達の皆さんでにぎやかにやれた。
明日はカヤの下草刈りである。橋部さん他5人で実施予定である。
祝島診療所のお医者さんが、昨年末に退職されて、診療所が休診中であったが、今日から新しいお医者さんが来られて再開された。一安心である。


2月18日(木)晴れ 凪
橋部さん、山根さん、文さあ、シンゲーさあ、カッツーさあ、ヒサ坊達と、神舞小屋の苫を作る材料にするカヤの下草刈りをした。北野の岡田さんの元田だったところ。一反くらいありそうな広いところである(半分くらい刈った)。ここにもイノシシの掘った穴があった。
昼からハナグリに釣りに行った。小さいのやら中くらいのが10足らず釣れた。まずまず。


2月19日(金)くもり 凪
朝、東の山に行く。オオクボでホギを採り、ソーヅイのビワの木に接ぎ木をする。ドングリの木を切った後、他の木にもたれかかって完全には倒れていなかったのを、ロープを使って倒す。その後、昨日の鯛を漁協に活かしに行く。さらにその後、北野に行き、2本接ぎ木をする。
昼食後、ゆっくりしてハナグリに釣りに出る。粘ったが、タイ3つ。
夜、警察署から、室津に置いてある車のスモールランプがついているとの通報があった、ということである。バッテリーが上がっているだろうから、とし坊に頼んで車から電気を貰い、始動する予定を立てる。とし坊が丁度室津に行く用事があり、助かった。


2月20日(土)雨 北東風
朝便でとし坊と一緒に出る。何と車は一発でかかった。スモールランプがついていたというのは何かの間違いだったようである。とし坊は合羽まで用意してきていたのだが・・・。何はともあれ、良かった、と言うことで、柳井まで買い物に出た。インパクトドライバーとか、椎茸菌とか、自転車のチューブ・タイヤ、ノコの替え刃など一杯買った。2年後は椎茸が山ほどできることだろう。
朝日新聞13面の【償えないもの】という欄に農家の樽川和也さんという人が載っている。
福島原発事故で放射能をまき散らした責任を国も電力会社もとらない。そのくせ再稼働すらすすめようとしている。これほどおかしいことがまかり通る。原発というのは、一旦事故が起こればはかりしれない広さのあらゆるものの滅亡につながり、事故が無くても、放射能という毒物を製造し続ける。害毒しか作らない巨大な機械である。一部に金が回ると言うだけで動かす口実がまかり通る。何も悪いことをしない人が、福島原発事故で自殺するまでの苦しみを味わっているのである。それぞれの立場で再稼働には反対を表明すべきである。おらももちろん再稼働反対で、今のところすすめられていない上関原発計画に動きが出たら必死になって仲間と頑張るつもりである。