ホーム ハイブリッドソーラーハウスの仕組み お問い合わせ
	２、Ｏ様邸 　バリアフリーの家 〜　福岡県 久留米市 〜 「バリアフリー」住宅とは、床の段差をなくしたり、階段に手すりを取り付けるなど、生活の障壁（バリア）となるものを取り除き、高齢になったときなど身体の機能が低下した場合でも、快適に自立した生活を続けることのできる住宅です。 がんと並んで多くの日本人の死亡原因となっている脳卒中。 脳卒中の最大の敵は寒さで、冷えきった廊下やトイレ、風呂場でのヒートショックのために血圧が上昇し、脳卒中で倒れるケースが大半です。 季節を問わず家中の室温の差がほとんどないハイブリッドソーラーハウスは、バリアフリーに大変向いている住宅です。ハイブリッドソーラーハウスでは太陽の力で、家全体床を２４時間快適な温度に保つことができます。 空気を暖めるのではなく、ふく射熱によって人体をやんわりと暖めます。部屋の上下温度の差もほとんどありません。 また障壁の少ないオープンフロアを快適に過ごせるのもハイブリットソーラーハウスの素敵な利点です。Ｏ様邸ではさらに、どんな人でも安全にのんびりくつろげる愛情溢れる設計を目指しました。 ここではほんの一例を、ご紹介致します。 全室勾配天井の吹き抜けで、オールバリアフリーに仕上げました。段差がなく、車椅子での方向転換もらくらくです。 ソーラーハウスだからこそ実現できた、広々空間の間取りです。 玄関先の段差で骨折する･･･ご近所でもよく聞く非常に多い事故の例です。 玄関は社会との繋がりを持つための一番重要な空間。 段差解消や手すり設置など、気軽に外へと出れる安全を考えた玄関まわりの整備は、健康な時には思いもよらぬ程とても大切なことなのです。 Ｏ様邸では、玄関ホールへの上がり口の段差を１ｃｍと、できるだけ低く抑えました。 年をとると家で過ごすことが多く、またトイレの回数も増えてきます。 トイレを自立して行うことは、人間の尊厳を守るための重要なポイントの一つです。全てのドアを釣り戸にして、敷レールをなくし、手すりをつけ、車椅子でも入れる、全ての人に優しい仕様になっています。 ただでさえ滑りやすく危険な浴室。 段差のない安全な出入り口や手すりだけでなく、シャワーの位置も考え、介助しやすいゆったりとした浴室環境を心がけました。 ソーラーハウスなので、脱衣所-浴室間の温度差がほとんどなく、一番怖いヒートショックの心配はありません。 ドアを開けると、外観からは想像もつかない程の吹き抜けの玄関フロア。天井が高く、小鳥でも飛んできそうな森の中を思わせる空間が広がります。 Ｏ様邸はソーラーハウスの仕様になっていますが、完成してみると温度差と段差のないオールバリアフリー住宅として全ての機能を兼ね備えたものに仕上がりました。Ｏ様邸は洋風住宅ですが、和風住宅としてもソーラーハウスは高齢者社会に向けて安全で快適な住空間をご提供いたします。
	〒830-0053 福岡県久留米市藤山町219-5 有限会社　大棟建設 ＴＥＬ　0942-22-8088 FAX　0942-22-8085 E-Mail　daito@mx51.tiki.ne.jp