Home  Profile  Fishing  Gardening  Diary  Links  Album  BBS
ここでは、ま〜さんのお気楽な田舎暮らしの日記をつづります。
都会では経験しないようなことや、田舎暮らしならではのエピソードを
お話していきます。と言っても、ほとんど日常的なことなのでとりたてて
珍しいと言うことでもないのですが・・・。
まあ、こんな感じで田舎暮らしを満喫している訳なのです。
Back
今岡を歩こう 2008/11/23
駒の尾山登山 2008/11/15
いたち 2008/11/13
非常呼集2008 2008/11/09
倒木の片づけ 2008/11/03
全滅 2008/10/26
軽トラ 2008/05/02
アナグマ 2008/04/27
庭木伐採 2008/04/20
プチ椎茸園 2008/03/23
駒の尾山登山 2008/03/16
ぽっぽの旅立ち 2008/01/06


■今岡を歩こう(2008/11/23)

 ここ数日冷え込みが厳しかったのですが、今日は一転穏やかな一日となりました。地区の自治振興協議会の教養文化部によるイベントで、「今岡を歩こう」に参加しました。というよりも、役員をしているので参加することになりました。
 讃甘(さのも)地区には4つの字(あざ)があるのですが、その中の今岡地区の史跡を訪ねてまわるという企画です。私もこの地区のことは何も知らないので、多少興味がそそられます。
 此処には、旧因幡街道があり昔は栄えていたようです。今は高速道路の工事などで風景は変わりつつありますが、その際にもいろいろな古墳など出てきたそうです。地元の人でもなかなか寄りつかない場所を巡り、いい経験が出来ました。また、私の住んでいる地区はこの川向こうとなりますが、反対側から見る景色は全く違います。
 3つめの忠魂碑のある敷地内には大きな銀杏の木があり、たくさんのぎんなんの実が落ちていました。参加しているおじさんらは「おい、なんか、う○こくせえど。」と岡山弁で騒ぎ、ぎんなんの実を避けて歩きます。これは確かに臭い。
 その後、紅葉に染まる林道を抜けながらいくつかの史跡を巡り、11時過ぎに終了となりました。私の役員の任期はまだあと1年ありますので、来年も参加しますが、ちょっとおもしろい体験ができました。ただ、参加者30人弱の平均年齢はど〜みても60歳以上。今日はカズさんがついて来てくれたので、退屈せずにすんだのですが、一人では参加出来ませんね。ちょっと、つらいかも・・・。

駒の尾山登山(2008/11/15)

 秋晴れに一日。局部の異常で伏せっていたのですが、痛みも無くなり、すこぶる元気になったので、カズさんとかねてから計画をしていた駒の尾山へ登山に行きました。この山、実は今年3月にも雪中登山を一人で試みたのですが、あまりの積雪の多さに途中で頓挫してしまっていました。そして、今回、カズさんと12〜3年ぶりに登山に来たのです。
 私は、キャンプ場で働いていた時に幾度となく登っていたのですが、カズさんは本当に久しぶりです。当時と比べると、遊歩道は完備され、途中あずまやと展望台も設置されています。そんなお山へお弁当を持って登りました。
 時期が遅いので紅葉はすでに終わっており、枯葉の舞い散る歩道をのんびりと登って行きます。そんな時カズさんが「あっ!ビール持ってくんの忘れた!」と叫びました。ここに来てまでビールですか。「そんなん飲んだら帰りがもたんぞ!」というと、「1本なんか飲んだうちに入らんわ!」と仰せになられたので、あ〜そですか。と軽く流し、登山を続けます。でも、カズさんはしばらくの間はビール・ビールとぶつぶつ言ってました。よっぽど飲みたかった様です。
 途中、この木はドウダンツツジでとか木の説明をしながら歩き、頂上まであと300〜400m位のところで、異様な排泄物を発見。鹿でなく、イノシシでなく、・・・・・となると後は大きさからするとツキノワグマのツッキーのう○こでしょう。う〜ん、やはりいるんですね。この辺にはいくらか他にもあったので、縄張りを主張しているのでしょうかね。これを見てカズさんは森のクマさんを歌いながら登り始めました。微妙な音階のズレがきっとクマよけになるでしょう。
 頂上に着いてやっとお弁当タイムです。しかし、標高1,280.7mのせいでしょうか、かなり寒く感じたのでさっさと食ってすぐに下りました。「この気温ならビールはいらんだろ?」との問いかけにカズさんは、「熱燗やな」とひとこと。ど〜でもアルコールが無いとダメなようですね。下りは早いのですが、途中から太ももがプルプルしてきます。登山は登りより下りの方が怪我をしやすいのでゆっくりと下りました。
 登山後はそのままダルガ峰林道を千種方面に走り、ダルガ峰近辺のすすき野原に立ち寄ってみました。ここにはそのうち風力発電の風車が出来るとのこと。・・・何もないこの風景もなかなかいいんですけどね。
 11時ごろ家を出て帰ってきたのは4時過ぎ。結構疲れましたが、楽しい一日でした。今度は大山でも登るかな・・・。

■いたち(2008/11/13)

 ウィークデイの木曜日。私、体の一部分に異常をきたした為、お仕事を休んでの病院通いとなりました。ちょっと自分では運転が出来ないため、カズさんにドライバーとなってもらっての通院です。その帰り道のこと、ふと寄り道した道路脇でカズさんが「ほらっ!」と言いました。何がほらっなのかさっぱり???でしたが、脇の側溝の上の柿がなにやらモゾモゾと動いております。よく見ると、側溝の穴からイタチが柿を引き込もうと一生懸命に格闘しておりました。
 常にデジカメをバッグに入れているので、すかさず窓を開けパチリ。多少ぶれてはおりますが、いいタイミングで写真が撮れました。しかし、イタチ君、物理的にそれを側溝に入れるのは無理でしょう。と思いながらしばらく見守っていたのですが、2分ほどで諦めたようで姿を見せなくなりました。
冬を前に食料をお腹に詰め込もうとしていたのでしょうか?結構必死でした。でも、なんかほのぼのとした気分で帰途に着いたのでした。
 ・・・・後で思ったのですが、あの柿渋柿のはずだけど・・・・何とも無いのでしょうかね。自然で生きる動物にとっては。

非常呼集2008(2008/11/09)

 年末が近くなるといろいろと出ごとが増えます。その一つが消防団の非常呼集。これは、分団ごとに決まった場所で山火事を想定しての訓練です。朝7時に訓練サイレンとともに防災無線での放送がSTARTです。
 この日ばかりは可搬を積んだ消防車のサイレンを鳴らして走ることが出来ます。現場に着いて、各部指定の場所にポンプを下ろしてエンジンスタート。そして、我が分の水嚢に水が溜まれば、吸水して放水へ!
 まあ、訓練なので比較的みんなのんびりやっておりまして、私、ポンプを起動したのはいいのですが、燃料コックを開するのを忘れており、すぐに停止。「このポンプやる気ないよ。」と部長に言うと、「そりゃ、燃料コックだわ」と返されガックリ。・・・出発前に起動していたのでコックは開けっ放しと思っておりました。
 そんな感じで2回ほど放水して、撤収の合図。そこにすぐ脇の家のおばさんが来て、「どこが火事だったん?」とのこと。「いや、非常呼集の訓練です。」とは言ったものの、防災無線で放送してるし、家の前で何にもないところに放水してるの見りゃわかるでしょ?とみんなで言い合ったりして・・・。
その後は分団長の総評を聞いて解散です。
今年の後の予定は、12月に幹部規律訓練があり、年末夜警。いよいよ2008年も残り少なくなりましたね。

倒木の片づけ(2008/11/03)

 11月というのに春のような陽気と霞。今年は例年より更に変な気候です。
裏庭には春に伐採した樫の木とプラムの木が放置されていました。いい加減片づけないといけないので、カズさんが地道に小さな焼却炉を使い処分していきます。一気に燃やしてしまえば早いのですが、実はそれをするには苦い経験があるのです。
 夏に暑い中燃やしてしまおうと火をつけました。黙々とあがる煙、そして炎。お〜燃えとる燃えとると感心しながら見ていたら、煙がス〜っと消えた後目に入った光景に愕然としました。なんと、火の粉が煙とともに家の方に飛んでいき、張り替えたばかりの網戸が穴だらけになっていたのです。ほんの2〜3日前に変えたばかりなのに〜。と嘆いても後の祭りです。おまけに縁側には燃えかすが入り込みなんとなく黒ずんでました。
 と言うような悲しい出来事があったので、このように燃やしているのです。それに、これだけの量を燃やすと消防車が来そうだし・・・。でも、これだけ始末するのにこの冬いっぱいかかりそうですね。
 そうそう、下の写真は、お庭の芝生の雑草を刈っているとイモリ君がいらっしゃいました。こんな水気の無いところで何をしているのか分かりませんが、Very Smallで、比較の為に1円玉を置いてパチリ。この子はこれからどこに行くのでしょうね。

■全滅(2008/10/26)

 毎年異常気象と言われていますが、本当におかしくなってきましたね。今年は干し柿にするべき柿が早くから熟してしまい収穫がほとんど出来ませんでした。去年の1/3くらいでしょうか。それでも、少しくらいは・・・と思い、先週柿を収穫し熱湯消毒をしたあと吊しました。
 しかし、昨日仕事から帰るとカズさんが「もう、カビがきたでぇ」と言っていたので確認すると、なんとまあ、すべての柿にカビが生えていました。そりゃ、吊してからろくに風も吹かないし、気温もべらぼうに高いしで、カビも生えますわね。
 例年なら、干し柿ができあがるかどうか位でカビが生えていたのですが、干して1週間でカビにやられるのは初めてです。これも地球温暖化の影響でしょうか。今年の干し柿は見事に全滅となりました。カズさんのおばさんが楽しみに待っていてくれるのですが、これではどうにもなりません。
 これだけ気温が高いと来年からも作れるかどうかわかりませんねえ。
 

■軽トラ(2008/05/02)

 我が家に3台目の車が来ました。軽トラです。
実際農業に一切関わりのない家で軽トラが必要かっちゅーとそうでもないのですが、カズさんの趣味のガーデニング材運搬専用として購入しました。
 平成7年式なのでかなり年期がいっていますが、そんなにしょっちゅう乗るわけでは無いですし、長距離も乗りませんのでまあOKでしょう。ちなみにお値段10万円でした。
 早速、カズさんの試運転と相成りましたが、これがちょっとしたジェットコースターよりよほど恐怖感がありました。なんせ、MT車では免許取得以来ほとんどペーパーに近い状態なカズさん。クラッチ切ったら切ったまま惰性で走るので、止まりそうになります。ギアチェンジのタイミングもすっかりアイドンノォ状態です。2Km先のホームセンターに行くまでに、私は汗をかいてしまいました。あとどれくらい乗るのか分かりませんが、まともに走れる日は来るのでしょうか?それとも、運転手付きとなるのか?    ・・・・・・どうでしょ?それこそ I don't Know!ですね。

■アナグマ(2008/04/27)

 日曜日の夕方。我が家のかわいい愛犬、こゆきがけたたましく吠え続けました。その吠え方から何かいるだろうと思い外に出てみました。また、近所のタマネコがその辺をうろついているのだろうと思っていたのです。
 いつものように、離してやるとすぐ脇の側溝のところで鎮座まして動きません。そして、ふたの中からじっとのぞき込んでロックオンしたままです。「こりゃまだこの中にいるのかな?」と思いのぞき込もうとした時に、小さなヴーというイカリングな声が聞こえました。「やっぱなんかいる!」
 そこで、側溝の中を覗いて見ました。ライトに光る二つの目。そして、暗がりの中でかすかに見える顔面中央の白い線。そこで、思いついたのがデジカメでフラッシュをたけばはっきり見えるかも?
 で、試してみるとはっきりとその姿を捕らえる事が出来ました。これは!アナグマです。最初は、額から鼻に伸びた白い筋でハクビシンかと思いましたが、目の回りのみ黒いのでアナグマですね。前に一度山の中で見たことがあるのですが、まさか我が家の側溝にいらっしゃるとは思いませんでした。この後、お山に無事帰って頂くために、こゆきはしばらく家の中に隠しました。
 ちゃんと帰って行けたかな?

庭木伐採(2008/04/20)

 檜花粉が舞飛ぶとても晴れた春の日となりました。庭の土手にある、ユスラウメ?かプラムか分かりませんが、だいぶ朽ちて来た木があります。毎年、1個か2個ほど実がなっていたのですが、この冬に主幹の大きな枝が腐って落ちてしまい、このままでは、危険なので切り倒すことにしました。
 我が家にあるのは電気チェンソー。昨年、お友達の訓ちゃんから刃をもらったので切れ味はいいのですが、どうやらオイルを吹き出す事ができない様です。ちょっと使っちゃ刃にオイルをかけての繰り返しで何とか倒す事ができました。
 倒した木はとりあえず庭に並べて置いておきましたが、1月ほど干したら燃やさないと捨て場がありません。木の状態からすると、大分腐りかけていたので、梅雨までには乾くと思いますがどうでしょうね。
 ところで、今日はもう一つお試しごとがありました。本来ならこれはもっと前から準備をしていないとダメなのですが、練習がてらやってみました。それは、柿の木の接ぎ木です。インターネットでいろいろ調べてみると、2月の休眠期に接ぎ木する枝を切っておかないといけないらしいのですが、それを知ったのが、3月下旬。本格的に試してみるのは来年となるので、今年は、今芽がでている枝で試して見ることにしました。
 とりあえず3本ほどやって見たのですが、夕方みると1本の枝の芽が落ちていました。やはり無理か?まあ、ダメもとでやってみたのでしょうが無いのですが・・・。もし、まかり間違ってうまく接げたら、また、ご報告致します。
 でも、柿の木って難しいらしいから、だめでしょうね。

■プチ椎茸園(2008/03/23)

 我が家には家の南西部に結構大きな樫の木があります。その根元は少し窪地になっていて笹や雑草の生い茂るDEAD ZONEとなっていました。ここ最近は、犬どもの糞の処理場と化していたのですが、カズさんがその荒れ地をプチ椎茸園に改造しました。
 椎茸の原木は以前職業訓練校にいたときの知人からもらい受ける話がついていたようで、もらいに行く日に間に合うように現場の整備をしていました。原木は昨年以前に植菌されていたものなのですでに椎茸は出ています。ただ、樫の木の根元と言っても、我が家はいずれの方角も日当たりがいいのでその点だけがちょっと心配です。
 夕方、仕事から帰ると、「大きくなってるかな?」とニコニコしながら原木を見に行くカズさん。食卓に出る椎茸を指さしながら「これうちの椎茸」と嬉しそうに話します。
 今年は雪も多かったのですが、ここ岡山もやっとで春らしくなってきました。そして、カズさんの待ち望んだガーデニングの季節がやってきました。「今年は、あそこと、ここと・・・」といじる庭の計画を立てながら、夜な夜なニヤついているカズさんなのでありました。

■駒の尾山登山(2008/03/16)

 前々から、一度雪のある駒の尾山に行ってみたいと思っていたのですが、本日決行致しました。
ここ数日の陽気で雪もすっかりとけたであろうと思い、簡単に考えて行ってみたものの、途中から後悔の嵐となりました。ひょっとしたらまだ雪が残っているかな・・・。というくらいの気持ちで行ったのですが、登山道に入ってから思い知らされました。標高750mを超えた辺りから積雪が30cmを超えるようになってきたのです。初めのうちは、鳥の声を聞きながらのんびり歩いていたのですが、だんだんと景色を見る余裕が無くなってきました。おまけに、途中で買ったお茶を車に忘れるし、携帯電話も持ってくるの忘れるしで、こりゃ無理はせんほうがいいなと思い、とりあえずダルガ峰林道までは行こうと決めました。
 麓とは違いなんせ一面雪・雪・雪で道が分かりません。かろうじて木に目印のリボンが付いているのでそれを頼りに足を進めます。
 途中、ガサッとか何かが落ちるような音がするたびに、熊か?とびびりながらの登山となりました。1時間以上かかり何とか林道までたどり着きましたが、アスファルトは雪の下。ガードレールがかろうじて確認出来るくらいまで雪が積もっています。
 ここから山頂までは、通常なら50分ですが、今日はここまでで断念しました。これ以上は、登山道の確認が困難なので危険です。今度は雪の無いときに来ます。
 いや〜雪山はなめたらあきませんね。いつもの数倍疲れました。景色はきれかったのですがね・・・。
明日はきっと筋肉痛です。

■ぽっぽの旅立ち(2008/01/06)

 我が家には昨年の秋頃(9月くらい)からレース鳩のぽっぽが居候していました。うちに来た訳を話しますと、仕事場の駐車場で衰弱したレース鳩を見つけたのです。その時は、捕まえて空に投げても飛ぼうとしませんでした。翌日も駐輪場の片隅でじっとしていて、さらに衰弱しているようでした。このまま、ネコにでも捕らえられてしまうのが運命かな?と思っていたのですが、ちょっと可哀想になったので連れて帰り面倒を見ることにしたのです。
 それから3ヶ月とちょっとたった今日。お庭で犬の糞の始末をしていると、羽ばたきの音が小屋から聞こえてきました。おっ、いよいよ飛ぶ気になったのか?と思い柵を外し追って見ました。すると、初めて小屋から外へ出て行き、大空へ舞い上がっていったのです。家の南側を大きく1周してから空の彼方へ消え行きました。いつかは、帰るのだろうと思っていましたが、いざ飛んでいってしまうとちょっと寂しい気もします。これで、本来のご主人様のもとへ帰るのでしょう。
 姿か消えてから、「しまった、足に請求書付けておくの忘れてた。」そう、結構餌代がかかったのです。鶴の恩返しならぬ、鳩の恩返しってあるのでしょうかね?