今年の秋祭りは獅子舞の当番です。
讃甘神社の氏子には3つの部落(中西町・宮本・下庄)とあるのですが、下庄は広いので上・下に分かれて当番を受け持ちます。そして、今年は我が下庄上地区が獅子舞をすることになっていました。
獅子舞には本獅子と呼ばれるものと、神楽・悪魔切りがあります。本獅子は4つの舞があり、八州(やしま)・ほら・新獅子(しんじし)・ねりとなります。神楽・悪魔切りは子供(中学生くらい)が舞い、本獅子は大人達の舞となります。
8月末に当番(誰が何をするか)を決め、一月に渡り練習をしてきました。頭(かしら)を初めてする若衆が多かったため、練習時間が自然と長くなり、大変ではありましたがみんな頑張って練習しました。そして、いよいよ宵宮(9日)を迎える事となりました。
宵宮には、子供達の神楽・悪魔切りを下庄の全て氏子をまわることにしていました。しかし、天候は雨。雨だと、太鼓や宮が濡れてしまうのでまわれません。朝、8時に集合したものの、出発できないので再度11時に出直す事にしました。で、11時。やはり雨はやむ気配はありません。
仕方がないので、今回は太鼓と宮を幌付きのトラックに積み、獅子とは少し離れてまわることにしました。近くで太鼓が聞こえないので少し迫力に欠ける時もありましたが、何とか宵宮の舞をすることが出来ました。全ての家を回り終えたときにはすでに真っ暗になっていました。
そして、いよいよ本宮。これからが我らおっさん軍団の練習の成果を見せれ宇時です。先ずは巫女達の浦安の舞から始まり、神楽・悪魔切りと続きます。緊張した面持ちでお宮での舞をこなして行きます。もちろん、私も2番手に入り頭をサポートしながらの舞を披露致しました。新獅子の太鼓が少し早くなりましたが、それ以外はみんな練習通りにこなすことができたと思います。
本宮では、讃甘神社と御旅所(2ヶ所)で本獅子を奉納する他は、宵宮で回れなかった、他の部落の一軒一軒をまわしていきます。途中、私が走行中の軽トラから落下する以外はこれと言ったトラブルも無く、氏子全ての家を回ることができました。
一番下の写真は、無事終わっての慰労の一コマ。私も獅子舞はこれで3度目ですが、だんだんキツクなってきました。同世代同士で、「もうこれで、獅子には入らなくていいだろう」と言っていましたが、考えてみると若衆がもっと増えない限りは抜けられないので、4年後もやはりやることになりそうです。
でも、かなりの疲労とそして大きな充実感を持って2日間を楽しめました。いや〜疲れた疲れた!
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