山道を歩く 「オオトオ三角点へ」祝島物語トップに戻る ハンノキへの道

オオトオまでは約3.5km。
カタアのため池を過ぎてから道は少し細くなる。テーラーは通っている。
途中、バクチノキがある。小祝島には多いが、祝島ではここにしかない。
三角点の手前数百メートルからは藪の中の細い道を歩くことになる。道しるべがないと迷いそうな道。
その細い道の端に線画が描かれている石が1つある。2003年3月の遠足で國弘秀人君が見つけたものである。ひょっとしたら古代人の絵かも知れない。(大分では洞窟の絵が古代の壁画か?と話題になったことがあったそうだ。結局は、ある人が子供時代に落書きをしたということだったようだが。)
三角点の周辺は古代人(縄文人)を思いながらみると、古い石組みらしく見えたりしてなかなか興味深いところだ。祝島や小祝島の高いところはそんな雰囲気が漂う。古代につながる遺物を見つけ、増やしていくと楽しみも増えそうだ。

以下の写真は2003/11/24撮影

線画のある石 左肩と右肩に木のような線画がある。 左の線画
三角点 標高342m 三角点の南は見晴らしがよい。 三角点のすぐ下側にある
石組み

オオトオから海岸へ下りる道
 藪の中の細い道にはいる少し前(約100m)に下に降りる道がある。モリタさんのマツチの畑に、さらに海岸へと続く。モリタさんが通っているので今でも通行が出来る状態にある。このような海岸に降りる道としては唯一通行可能な道と言って良いだろう。(トビイシへ下りる道も少し手を加えれば、通れる。)
 途中にツバキの木の群生やジュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の多いところがある。ジュウノヒゲは島に牛が多い頃、そのエサとして刈り取って与えていたそうで、ここら辺まで刈り取りに来る人もいたことだろう。(05/1/5記)

スミレの仲間と思われる
05/1/5
ジュウノヒゲの群生
05/1/5
ツバキの群生
05/1/5
マツチの海岸 向こうの瀬はヤオ
05/1/5

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