祝島日記 2006年6月 5月の日記へ
6月1日(木)晴れ 凪
テスト期間で、今週は部活がなく早く帰れた。今日もまずまず早めで、久しぶりにプールに泳ぎに行った。先月23日から31日までブールは閉じられていたのだ。おらは1000mくらい泳いだ。ヒロコおばさんはジョギングやウオーキングをする。
6月2日(金)曇り 凪
中間テスト終了。部活始まる。ゆっくりペースで、合わせて5kmくらい走る。
五木寛之の「気の発見」を読み終わる。気が質量とか数値で測れるのなら興味はないといっているが、確かに元気とか、気持ちいいとか、測れる数値はないけど明らかにあるものである。
6月3日(土)晴れ 凪
コッコー長屋の草刈。もう刈ってくれていたので、片付け中心で早く終わる。一服してカヤックを組み立てて、長屋の喜多さん達と笠佐島に行く。少し北風があったがほとんど凪であった。神社に上がってみる。人に遇わなかった。本木修次さんの「小さな離島に行こう」にはかんまん宗の島として載っている。昔は次男三男は島を出て、35軒の島だったそうである。今は空き家も多いようである。
6月4日(日)曇り 凪
小潮で期待はしないで、コージロ、カミカドに行く。おかずは釣れた。昼まで釣って帰ると、哲ぼんさん達が柳井に来ていた。フラワーランドに初めて行った。カニめしをご馳走になる。グレープフルーツもご馳走になる。
フラワーランドから帰って、少し釣り道具を修繕して泳ぎに行く。1500m泳ぐ。帰ると握り寿司が待っていた。ネタはイカとチダイ。
来週はビワもぎに帰る予定である。雨かもしれないが。
6月5日(月)晴れ 凪
部活は軽く走る程度であるが結構疲れる。
大島泊まり。
6月6日(火)晴れ 凪
部活で1500m走る。6分33秒。
祝島の人たちが田ノ浦で抗議行動(座り込み)をしているのを夕方のニュースでやっていた。おらはヒロコおばさんの撮ってくれたVTRでみる。まだ海の水は冷たいが、その中に入っている山崎のおばさん達が写っている。おらと一緒にリョウキチも感動しながら見ていた。本当に良く頑張っている。
6月7日(水)晴れ 凪
部活で短い距離を何本か懸命に走る。汗をかく。
おらは大島泊まり。
ヒロコおばさん情報では抗議行動中に山戸さんが怪我をしたそうである。
6月8日(木)曇りのち雨 少し南風
つまずいてうっさらぼうた。膝と両手が痛い。特に左手首が痛い。
中電の作業船一時撤退で抗議行動がひとまず打ち切られる。祝島の人たちは草臥れたことだろう。
6月9日(金)雨のち曇り
部活動で道路を走る。
膝の擦り傷がズボンにすれて少し痛い。
6月10日(土)晴れ 凪
陸上記録会で生徒と東和の競技場に行く。昼過ぎに終わる。
ヒロコおばさんは夕便で蒲井のオジンの所に服やなんかを持っていく。おらはヒロコおばさんの蒲井上陸後いわいが出たところに五月丸を着ける。おらもオジンのところに行く。5時過ぎに蒲井を出てヒロコおばさんを乗せて祝島に帰る。その後おらはヨボシに釣りに出る。まあまあの鯛が2匹とチダイ少々と、アジがかなり釣れる。形は大きくない。
6月11日(日)晴れ 凪
ソウヅイにビワをもぐつもりで行くが熟れていない。少しもいで蔓を切ったりして帰る。帰らなければ裕子おばさんが哲ぼんさん達とやってくるおそれがあるのだ。ソウヅイは携帯電話が不通なのである。
家に着くと、哲ぼんさん、みっちさんがやってきていた。びわが熟れていないという事で、海側の行動になった。哲ぼんさんはちょっと海につかり、その他は釣りの準備をして、昼前から全員で五月丸でコージロに釣りに出る。チダイがぼちぼちあがり、楽しめた。船釣りが初めてのヒロコおばさんによく釣れた。一ダース余り釣れただろう。
釣りから帰り、二人の乗った夕便を見送る。
肴はもらい物が沢山あった。ニナも貰い久しぶりに食べる。アジの刺身も旨い。
6月12日(月)晴れ 凪
5月の振替休日。
朝、コージロに釣りに出る。7時半ごろ鯛とチダイが数匹釣れたところでヒロコおばさんから親戚の訃報の電話が入る。急遽帰る。8時過ぎにヒロコおばさんは島を出る。おらは昼前に五月丸で大島に向かう。出る前に木村の長さん方に寄ると箱詰めのビワをくれた。恐縮であるがありがたくいただいた。
柳井に帰ると、一段落したヒロコおばさんが帰ってきていた。柳井にいるえべすのフミちゃんとヒロコおばさんと一緒に通夜に出る。
6月13日(火)晴れ 凪
午後出張で東和の伊保田方面に行く。伊保田港には十年位前に一度家族旅行で寄ったことがあるのだ。今はないが、岩国から松山までの高速艇が伊保田に寄港していたのである。
早めに帰り、泳ぐつもりで行くとプールは定休日だった。
6月14日(水)曇りのち夜になり雨 西風
朝、霧が深かった。
部活で久しぶりに走る。汗をかいた。これくらい走ると若い頃はタイムも体力も伸びていただろうけど、今は体力低下を抑えているという所である。フカヤの出具合は少なくなった。
6月15日(木)雨のち晴れ 南風
早めに起きてホームページを更新する。時折南風か強い風が吹く。雨で出井〜家房間の道が不通になる。復旧に10日くらいかかるらしい。
部活で少し走るがだるい。
6月16日(金)晴れ 凪
軽めのジョギング。明日は下関陸上競技場。
6月17日(土)曇り 凪
下関で中学校陸上選手権というのがあり、引率業務。下関に泊まる。藤本に行けなかった。
6月18日(日)曇りのち晴れ 凪
早起きをして唐戸の市場まで散歩をする。
生徒の陸上競技が終わって、JRで大畠駅まで帰る。
久しぶりにプールに泳ぎに行く。あれこれ足して1000m泳ぐと疲れを感じて終わる。
6月19日(月)晴れ 凪
軽くジョギングをした後少し力を入れて走る。昨日の泳ぎのせいかだるめ。
6月20日(火)晴れ 凪
早めに仕事を終えて五月丸で祝島に向けて出発。室津でヒロコおばさんを拾う。蒲井の沖でスナメリを見る。ヒロコおばさんは初めてみたことになる。祝島にヒロコおばさんを下ろしてヨボシに釣りに出る。アジの小さいのが良く釣れる。チダイが2匹混ざった。
6月21日(水)晴れ 凪 振り替え休日
早起きをしてソーヅイにビワもぎに行く。袋掛けをしていないのだがもいでは袋に入れて、もって帰る。半日ではもぎきれなかった。昼過ぎには帰り、仕事に行く。午後一時過ぎに祝島を出発。ヒロコおばさんは島に残り、びわのしご。おらは少しだけど仕事場への土産のビワを持って帰る。仕事場から帰りに五月丸に寄ってビワとアジを持ち帰る。アジは肴に。ビワは夜なべで小さなパック詰め。こどもへの宣伝用である。
6月22日(木)雨 凪
部活で5km近くゆっくり走る。雨天練習場(トンネル)で。
ちえさんから手製のにんにくが届く。ビワと物々交換である。
6月23日(金)雨 凪
梅雨空が続く。部活は動き作り。急には動かないが、ゆっくりアップをすると可動範囲は今年広がってきているはずである。
あさっては郡陸上大会である。おらは審判の手伝い。
6月24日(土)曇りのち晴れ 凪
五月丸でアジをあげて学校に寄った後、アジを持って柳井に帰り、その後、コージロに釣りに行く。小さいアジが40〜50匹と4匹。大島に帰ると8時だった。途中スナメリを二回見た。
6月25日(日)雨 凪
雨の中で陸上大会が行われる。おらは走り高跳びの審判手伝い。若い現役の山本先生の手伝いをする。合間を縫って400mと円盤投げに出場。元気である。おらが合羽はしみて寒かった。
ダンディーズのギター教室をすっかり忘れていて欠席。
6月26日(月)降ったりやんだり 西風
昨日の振り休で学校は休み。のこぎりを学校にとりに行く。押入れの中に簡易棚を作る。〆て千円。五月丸からあげた魚で握り寿司。飯は伊藤先生に貰った阿東米である。初体験で、玄米を無人精米機で白米にした。ぬかは出てこない。
6月27日(火)曇り 凪
テスト週間で部活動は休みである。のどが痛い。風邪をひいたようである。
6月28日(水)曇りのち晴れ 凪
振り替え休日。
借りていた道具類を返しに祝島に向かう。
途中濃い霧の中に突入。いわいを避けるため岸辺に近づこうとするが、危うく浜に乗り上げるくらい見えにくかった。急に現れた浜は池の浦であった。瀬のないところで助かった。岸近くに五月丸を漂わせていると「いわい」がやってきた音がし、対向する船の霧笛も聞こえ、お互いが泊めるくらい速度を落としてすれ違ったようであった。
池の浦に一時間くらい泊まっていたが、少し霧がうすくなったようなので少し進める。センバ崎の方に行く途中、うっかりすると乗り上げそうなところに浅瀬があった。しばらくして、灯台が見えたので進む。灯台の近くでまたほとんど見えなくなり止まる。
止まったり進んだりで蒲井沖まで来た辺りから徐々に見通しがよくなる。祝島もうっすら見え、ウヤシマも見え始める。ウヤシマに向かい、チダイを釣って祝島に帰る。
祝島小学校によって話をする。みさきちゃんのカヤック練習の話が出る。
午後、カミカドで釣る。チダイがよく釣れた。
6月29日(木)晴れ 凪
沖浦中学校の航空写真の撮影があった。いい天気だった。
6月30日(金)曇ったり降ったり 南風
期末テスト。おらは午後出張で油田中に行く。帰りに油宇という所に寄ってみる。小さい子供をおんぶしているおばさんと話をする。みかん畑に行く道が草で通りにくくなっていることや、魚が安いので漁師さんも大変だとかいう話をする。このところの市場の魚の値は本当に安いのである。