祝島日記 2009年4月 3月の日記へ

4月1日(水)曇りのち晴れ 大西風
 診療所30人余り。
 西風が強い。ナガイソの苗木は揺すられていることだろう。支えをもうちょっときちんとしておけば良かったと思う。
 リョウキチ、ナゴジローは九州の新住居に行く。電灯がなくて弱ったらしい。


4月2日(木)晴れ 西風弱
 診療所30人足らず。結構忙しかった。
 木村のまあちゃんが鯛のしごをしたのを2匹持ってきてくれる。肴はその刺身。


4月3日(金)晴れ 凪
 リョウキチ健康診断の日。ナゴジロー柳井に戻る。大学は山の中らしい。
 仕事が終わって釣りに出る。遅かったのだが、1匹大きいのが釣れていたが途中でもげてそれでおしまいだった。


4月4日(土)雨 凪
 朝便で柳井に出る。アパートを小さいところに変わるので雑多な作業。少しずつ荷物も移し始める。ナゴジローがいるので助かる。


4月5日(日)晴れ 凪
 引っ越し作業、なかなか一度には終わらない。


4月6日(月)晴れ 少し西風 
 第一月曜日で診療所は休み。
 引っ越し作業最終日。荷物が多いので、一回車に積んで室津まで持ってでて、一旦夕便で祝島に帰り、五月丸を室津まで持って来て車の荷物を五月丸に積む。室津に五月丸は置いたまま柳井に帰る。車に荷物を積み、作業完了。善徳寺さんに空きビンなどを預かって貰い、収集日に出して貰うようにお願いする。大変助かる。
 この春休みはナゴジローがいてくれて福岡、柳井と活躍してくれた。


4月7日(火)晴れ 凪
 ヒロコおばさんは朝便で、おらは五月丸に荷物を積んで祝島に帰る。朝陽がきれいだった。
 診療所は予想通り多かった。50人足らず。血液検査の検体が昼の便にやっと間に合う時間だった。
 レセプトも送る。
 リョウキチ入学式。無事終了とのメールが家長宛に入る。


4月8日(水)晴れ 凪
 診療所30人足らず。
 和馬君の小学校入学式。午後、エベス家の4人が釣りをしていた。一仕事終えた後の春ののどかな昼下がりという雰囲気だった。
 仕事が終わって釣りに出た。ハナグリに行ってみたが気配がないのでヨボシに帰る。大きいのは釣れなかったが、鯛が3匹とアジが1匹。まずまずだった。


4月9日(木)晴れ 凪
 診療所30人余り。診療所勤め1年終了。
 仕事が終わって釣りに出る。鯛2、チダイ1、アジ2。鯛は一つ3kg級。はりをやらなかったら浮かんでいた。夜、出てはりをするが抜けなかった。


4月10日(金)晴れ 凪
 診療所40人弱。午前中多めで12時をかなりすぎた。昼便で送るものがあったのでなかなか気がせいた。
 仕事が終わってヨボシに出る。大きいスズキが釣れた。


4月11日(土)晴れ 凪
 シラサキの石垣のカヅラが残っていたのをとった。石垣が少し広がってすっきりした。平さんの小屋に上がる道ばたのサボテンが花芽を着けている。株がさらに大きくなっているような気がする。花の時期はきれいだろう。平さんと20分ばかり話をする。短歌が仕上がっていた。秋に亀次郎の名を彫り込む予定ということである。
 その後ソーヅイまで行って袋をちょこっと掛けた。
 帰ると、予定では昼便出ているはずのヒロコおばさんが急用ができたようでまだいた。
 午後、カミカドに行ってみるがチダイ1匹。コージロで鰺1匹。いることは確認できた。ウノトリがまだいた。そろそろ北へ帰る頃だろう。
 夕便で柳井に出る。リョウキチに荷物を送る。


4月12日(日)晴れ 凪
 ヒロコおばさんはアパートの片づけ。久しぶりに岩田に行って夕便で帰る。買っていたスイカの苗とマッカウリの苗を車に忘れてしまった。
 帰ってからまた釣りに出る。鰺が2匹のみ。アジは大きいのがやって来ている。


4月13日(月)晴れ 凪
 診療所約30人。
 仕事が終わってナガイソに行く。細ネギを少しとる。湯豆腐の薬味。茅が大分伸びてきた。畑の草も出てきた。
 スズキをさばく。約80cm、4〜5kg。


4月14日(火)雨 西風
 久しぶりに雨が降る。畑にはいい雨だ。昼過ぎには上がる。
 診療所10人半ば。
 大阪にスズキなどを送る。
 仕事が終わってナガイソ。植え替えた桜、松はなんとか生きている。


4月15日(水)晴れ 西風
 西風があるが明るい日射しである。診療所30人余り。
 朝、大阪から電話。昨日の昼便で出したのが大阪に朝9時には届くようである。
 仕事が終わってナガイソに行き、ビワの接ぎ木。タッチャンが穂木を持ってきてくれた。この前の接ぎ木がとりにくわえられたり、下手だったりして芽が出ていないと言ったら早速持ってきてくれたのである。ナイフが切れないせいもあるようだ。小刀が必要だ。


4月16日(木)晴れ 西風弱
 診療所30人余り。午前中忙しかった。
 仕事が終わってナガイソの草刈り。
 魚はスズキとアジの刺身。


4月17日(金)晴れ 凪
 診療所30人足らず。
 仕事終了後、釣りに出る。アジ二匹。帰るとヒロコおばさん、一仕事していた。


4月18日(土)晴れ 凪
 今日はソーヅイの日で、椎茸菌を200打ち込んだ。その後、ビワの袋を100くらい掛けた。
 夕方前からカミカド、コージロにいくが、チダイ1、アジ1,ハマチ1。ハマチが釣れたのが不思議なくらいの潮の流れのゆるさだった。釣りの途中でヒロコおばさんからメールがあって、仕事で遅くなると言うことだった。
 帰って、アジの刺身と、鯛とタケノコの煮付けを造り、一杯。ヒロコおばさんも帰ってゆっくりする。


4月19日(日)晴れ 凪のち弱い南風
 今日はナガイソの日。五月丸の定期検査が週末にあるので、まず点検をしてナガイソに行く。草刈りをして、小屋の周りを眺めた後、畑を耕す。今年は大豆を植えてみようと思う。暑いので裸で作業した。草刈りをしてみると、狭い果樹園がなかなか充実して来たように思える。スナックエンドウを貰った。
 夕方、通夜。


4月20日(月)曇り昼過ぎから雨 南風次第に強くなる
 診療所10人半ば。午後南風が強くなり明日まで吹きそうである。雨も振り出し夕方予定していたナガイソの畑作りを中止した。
 昼に上田君が覗いて、カマを借りたいという。平さんの所の草刈りをするそうである。砥いでないので切れなかっただろう。集団だった。光りでのアースデイの後、やって来たのだろうか。


4月21日(火)晴れ 南風のち西風
 診療所30人過ぎ。
 夜中の停電で時計が1時間半余り遅れていた。
 仕事が終わってナガイソで畑をうつ。南風でキューイの新しい枝が10本ばかり折れていた。


4月22日(水)晴れ 西風
 診療所30人半ば。
 西風が強い一日。
 仕事が終わってナガイソ。畑らしい部分が少し広がった。芋づるが出てこない。芋は腐ったのではなかろうか。


4月23日(木)晴れ 凪
 久しぶりに凪いだ。
 神戸方面に祝島から旅団が出発した。
 夕方コージロに釣りに出てみるが全然釣れず。
 沖浦から、一昨年までの同僚で高校の同級生のタカシ君が亡くなったという電話。


4月24日(金)晴れ 凪
 夜中に大南風、朝は弱まる。停電が10回くらいあったそうで診療所の時計が1時間半余り遅れていた。
 五月丸の定期検査の日で、漁協の山田さんが連絡をくれたりして、昼休みにやって貰うことができた。
 夜、くさなぎ事件があって総務大臣の発言があった。お粗末な政治家の本性部分が見えたような気がした。


4月25日(土)夜中に雨、昼までぐずぐずする。
 田布施のタカシ君の葬儀に行ってきた。沖浦の保護者、生徒6人にあった。沖浦は義理堅い地区である。ダイキクンも来ていた。


4月26日(日)晴れ 西風強
 ソーヅイビワの袋掛け50余り。計200余りになったかというところ。ビワの枝も切る。
 午後ナガイソの畑をうつ。大豆を小袋1つ植える。
 五木寛之の「人間の覚悟」を読み終わる。すっと入る。


4月27日(月)晴れ 凪
 診療所30人半ば。午前中が時間が掛かり、1時半に昼休みになる。
 夕方1km3余りゆっくりランニング。
 ヒロコおばさん風邪気味。


4月28日(火)晴れ 凪
 このところ早寝早起き。
 診療所40人余り。春はおらの事務より、診察室の方が忙しい。


4月29日(水)晴れ 凪 昭和の日
 朝早くユウベエよりメール。
 朝、マルアジ釣りに出る。出たときは釣れなくなっていて、1匹だけ。その後コージロに行って、チダイ4つ。1つ0.7kgのがいた。
 午後ソーヅイに向かうが道路の工事中で、引き返してタカトオに行く。石垣の草を刈る。
 肴は〆アジ。
 ダイキクンよりメール。


4月30日(木)晴れ 凪
 診療所30人余り。


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