祝島の岩石

祝島は領家変成岩類と領家花崗岩類を基盤にして、その上に瀬戸内層群の輝石安山岩があります。
領家片麻岩(領家変成岩)に貫入した花崗岩質の岩脈がよく見られます。垂水と言うところには、ぎょうかい角礫岩(集塊岩)の崖があります。05/1/5にマツチの上の方に角礫岩が転石として見つかりました。ソウズイにも道路に落ちていたのが、角礫岩ではないかと思っていたのですが、やはりそうだったと確信できました。角礫岩のそうは南東側に上がっている様です。(続いているとしたら。)
ぎょうかい角礫岩は領家変成岩と輝石安山岩の間にあります。
ぎょうかい角礫岩の堆積に続いて安山岩の流出があったものと思われます。
花崗岩については単純に深成岩として考えて良いのか、片麻岩の原岩が溶けて花崗岩化したものかよくわかりません。とにかく花崗岩と、片麻岩や閃緑岩に見かけがよく似ている岩石と接触しているところがよく観察できます。
祝島の周囲の海岸のほとんどは、領家変成岩です。垂水(タレミズ)から三浦湾にかけて、瀬戸内層群が海岸線にあるようです。
オオクボには標高150mくらいの所に花崗岩の露頭があります。(→地質図

岩石の産状

花崗岩主体の岩(クドレと
トビイシの間)
花崗岩と片麻岩(同左 右
の片麻岩の中に花崗岩が
入り込んでいる)
花崗岩と閃緑岩のような部
分の境目(オオクボ)
閃緑岩のような部分(オオ
クボ 片麻岩が溶けかけて
できたのかと推測される)
片麻岩(トビイシ 黒い部分
が泥質と思われる)
トビイシの瀬(砂質・泥質
片麻岩主体)
垂水の凝灰角礫岩層
01/03
垂水の凝灰角礫岩
(れきは花崗岩
と変麻岩)01/03
垂水の凝灰角礫岩
01/03
マツチの角礫岩(転籍)
05/1/5
左の拡大図(変麻岩の角
礫)05/1/5
ソウヅイの道にころがり落
ちている角礫岩05/1/9

祝島の岩石
花崗岩類(地下深くでゆっくり固まった岩石の仲間の一つです。)

花崗岩 砂質の片麻岩を取り込んだ
花崗岩
下半分か花崗岩質で上側が
閃緑岩質


片麻岩類 花崗岩の貫入・接触などが起こった時の熱や、圧力で堆積岩が変質した岩石ということです。
祝島では花崗岩と一緒に見られます。もとは砂岩や泥岩のようです。

凝灰岩質?の片麻岩 砂質片麻岩 泥質片麻岩(片岩に近い)


安山岩 祝島の岩石では、最も新しい岩石で、火山岩です。
南東側の海岸で見られる安山岩の石は転がり落ちたものです。

輝石安山岩(赤いのは鉄分
の酸化によるものらしい)
輝石安山岩(酸化していな
い部分は黒っぽい)
輝石安山岩


祝島の浜 浜の石は花崗岩、砂質片麻岩、安山岩の丸い礫。砂浜はほとんど現れない。

クドレの浜 花崗岩が多い トビイシの浜 安山岩が多い オオクボの浜 閃緑岩的な
のがかなりある
クドレの浜01/04 マツチの浜05/1

トップに戻る 祝島物語に戻る 石垣トップに戻る