まーちゃんの事、びーの事 仲良くできるかな?
びーくんは、家にきたときはあんな調子だったんだけど、
病院で、いろいろ検査してもらって、すっかり健康な仔猫だとわかって安心しました。
まーちゃんに比べてあまり鳴かないから、もしかして、ノドが痛いんじゃないかとか、
すっごくヘンな姿勢(ツチノコみたいな格好)でよく寝てるから、足か、手か、どこか痛いんじゃないかとか、
まーちゃんと違う所が多すぎて心配したんだけど。
安心しました。
あとは、まーちゃんと仲良く出来るか、これだけが問題でした。
まーちゃんは、すっごくひとみしりが激しくて、家族以外に姿を見せたことがほとんどありません。
誰か来ると、押入れとかに隠れてしまいます。
小さいうちに、ウチの子になったので、他の猫さんと遊んだりした事はほとんどないと思います。
ひとみしりなところや、食べ物の好みなど、まーちゃんは私にそっくりです。
寝るのは必ず私と一緒。私も、まーちゃんがいないとぐっすり眠れません。
私の車の音や足音がわかってるようで、帰ったときは、夜中だろうが朝だろうが、必ず玄関に迎えに来てくれます。
自慢なんだけどー。まーちゃんは、小さいときから、すごく賢いんです。
「明日、7時に起きるから、寝てたら起こしてね。」って言うと、わざと少し早めに起こしてくれます。
地震とか、ヘンな虫がいるとか、変わったことがあると、私の側から離れません。
私を守ろうとしてくれます。私はまーちゃんがいないと何も出来ません。
こんな賢いこだから、びーくんの事もちゃんと説明すればわかってくれると思いました。
すっかり元気になったワンパクなびーくんは、まーちゃんと仲良くなりたがって追いかけまわします。
まーちゃんは、急に現れた仔猫にすっごく戸惑っていました。
おとなしいオンナノコなまーちゃんは、びーくんと違って、「追っかけごっこ」や「けんかごっこ」をしません。
びーくんに、悪気は全然ないんだけど、お互いに「初めての猫仲間」です。
しばらくは、いつも目を離さないように気をつけていました。
生まれたばかりのびーくんは、いつもはしゃいで、走ったりじゃれたり。
びーくんは、まーちゃんが大好きで大好きでたまらない様子でした。
まーちゃんは、そんなびーくんに怒ったりはしないけど、知らん顔をきめこんでいました。
ラブラブな仲良しにはまだなれないけど、ケンカもしないように見えました。
でも、ある日、びーくんがあんまりにもしつこかったのか、まーちゃんがゴキゲンナナメだったのか。
ケンカになりました。
とっくみあいになってる2人を、すぐ止めに入りました。そこらじゅうにびーくんの白い毛が散ってました。
すぐに、ママンと2人で、それぞれの身体を調べました。
血は出てない。でも、毛をかきわけて、傷がついてないか調べました。
仔猫のうちは、爪も歯も小さいけど尖っています。
まーちゃんの地肌は黒いので、見逃さないようにチェックしました。
まーちゃんは無傷。
でも、びーくんは。
出血はしてないものの、バッサリやられてました。結構深い傷に見えました。私は怖くて見れませんでした。
怯える様子もなく、きょとんとした顔のびーくん。
大慌てしてる私とママンを、まーちゃんはちょっと離れて見てました。
すぐに、びーくんをキャリーに押し込めて、病院に連れて行きました。
つづく。