祝島日記 2006年2月 1月の日記帳へ
2月1日(水)雨 凪
柳井学園の入試。
コッコー長屋の第一回ギター教室が開催された。喜多さん、八っぁん、お花ちゃんの三人とも熱心で、練習は三時間に及んだ。
コッコー長屋のページを作った。
肴はサエルと石豆腐であった。
2月2日(木)曇り 凪のち西風
朝起きてみると原さんからのメールが配信されていた。今年の一号である。
節分前日。津海木でトベラらしい小枝を持っているおじさんを見かけた。祝島と同じようにトベラを窓に指すのではないかと思った。
夕方、ダイキ君と、走る。一分半のハンディーを貰って3.4km走るが最後に抜かれた。英智郎さんがタイムを計ってくれた。
今日は、握り寿司の講習を受けた。講師はイトー寿司(実際には無い)の大将りょうさん。寿司ネタは、おととい釣った1.7kgの鯛である。お姉さん方や、大和屋の若旦那に試食をしてもらったが、なかなか好評であった。50カン近くにぎった。大将りょうさんのほかの技も伝授してもらったが、まだ会得はしていない。これからの修行が必要である。このところ楽しみも織り込まれた充実した日が続く。
2月3日(金)晴れ 西風
今日が節分であった。トベラを折って柳井にもって行く。トベラは、節分に扉に指すからトビラノ木と呼ばれるということだ。そこからトベラというようになったのだろう。ヒロコおばさん、窓に指したようだ。
ダイキくんと少し走る。大和屋の若旦那も付き合う。
2月4日(土)曇り時々雪 西風
昼便で祝島に帰って、五月丸を東の波止に回す。スクリューは臨時的に付けてくれている。傷んだのは業者に送ったということである。シャフトは新しいのに付け替えていた。とりあえず動けるようになったわけである。日曜日に釣った鯛を昼便で柳井に持って帰る。昼便に敏坊さんも乗っていたのであれこれ話をする。来週の日曜が上関町の町議選である。四代を過ぎたあたりから雪が降ってきた。
柳井に帰って、にぎり寿司を作ることにする。鯛のうろこを裕子おばさんがとってくれる。大根でとるとうろこが飛ばないでとれるということで、そうしていた。おらがやると散らかすので、うろことりは進んでやってくれる。
この前りょうさんに教えてもらったことの復習で、40かんくらいにぎる。ヒロコおばさんにも好評であった。1kg余りのタイから40くらいのにぎり寿司ができるということがわかった。
2月5日(日)晴れ 凪
サザンセトロードレース10kmの部に出た。思ったより走れた。1時間5分までに走らないと記録が出ないということで1時間5分までには帰ろうとは思っていたがかなり余裕があった。インターネットでのインタビューのライブがあったので神舞Tシャツで出たけど誰も見ていないかもしれない。広報担当の文彦君が地球の裏側に行っているので、ちょっと奮発したのである。
2月6日(月)雨のち曇り 凪後西風
地震体験車に初めて乗ってみる。実験なので怖くはないが、あのようなゆれが現実に起こるとすごい恐怖感であろう。立っては居れないだろうと思う。生活空間の現実を思い浮かべながら体験することが必要である。
2月7日(火)曇りのち氷雨 大西風
昼過ぎから大西風になる。冷たい雨も降る。広島あたりは雪かもしれない。
秀人君は追突事故に巻き込まれたようだ。軽くて済んだようだから良いけど、陸は自分が気をつけていても事故に巻き込まれてしまう。その点、海は自分が気をつけていればまず大丈夫なので良い。
少し鼻かぜをひいた。海に出る回数が少ないからだろう。
2月8日(水)曇り 西風
午前中推薦入試の引率で午前中安下庄高校に行く。
部活はダッシュなどの後ソフトバレーをして楽しんだ。
2月9日(木)晴れ 西風
今週初めから鼻水がたらたら出ている。昨日のソフトバレーで尻餅をついたためか、首が痛い。
インターバル練習を楽しい雰囲気でやる。
4日ぶりに風呂に入る。
2月10日(金)晴れ 西風
鼻水が止まりかけたようだ。寒さも緩んできそうだし、明日はゆっくり昼便ででも祝島に帰る予定である。
2月11日(土)曇り 少し西風
五月丸を着ける沖浦の港にトラックを持っていき、バスと電車で柳井港まで出て祝島に帰る。大畠駅は階段が木製である。
コージロに行き、ネバルとデンゴを2コン(匹)ずつ。その後ハナグリに行くが、チダイが一匹。鯛は朝釣れたようである。
東の波止にネバルを釣りに行く。ネバルベイトでキンネバルが一匹釣れた。一匹で終了。
明日、町議選である。選挙事務所をのぞいて見た。
りょうさんからインターネットでおらがホームページをを見たと連絡が入る。明日は鯛を釣ると言ったのだが、かぜがありそうな天気図だったのを忘れていた。
2月12日(日)晴れ 大西風
風が強い。少しでも凪いでから帰ろうと思っていたが、凪がないので、昼過ぎに出発。釣りはできなかった。遊漁船がナカバエ沖で釣っていた。
柳井に荷物を持っていって、沖浦ダンディーズの文化部の活動に参加する。。月に二回、ひたすらドレミファソラシドからドシラソファミレドあたりとかCコードからAマイナーとかあたりを二時間くらい練習するギター教室なのである。きっと日本でも珍しいのではなかろうか。
帰りに円い月が出ていた。
2月13日(月)晴れ 凪
凪である。ハナグリは鯛釣りでにぎやかだろう。
エミちゃんから、黒磯君のホームページの連絡が入る。以前祝島に中学校にいた頃、黒磯君のホームページが面白いといっていたのだが、突如、消えてしまったのであった。それが名前を変えて復活していたのだ。おらは知らなかった。
2月14日(火)曇りのち雨 凪
夕方から春雨が降る。
ショウコさんとリエさんから手作りバナナケーキ・チョコボールや手作りクッキーをもらった。
2月15日(水)曇り 凪
プラスティック容器をごみ収集に出す。昨日がペットボトルだったのだが忘れていた。忘れると一ヵ月後になる。
2月16日(木)曇りのち雨
昨日早く寝すぎたので、夜中に目が覚めた。五月丸のブレッチの幕を作りかける。
ヒロコおばさんこまごまの所用で祝島に帰る。
夕方こども達とジョギングをする。
別倉に帰ると八っつぁんが「ロード」のコードを弾けるようになったという。上達したようだ。
ヤッチャンから高校入学が決まったとメールが入り、柳井の木村家でひそかに祝杯を上げる。初の船での中学校通学生だったのである。さすが海運業の息子である。
2月17日(金)晴れ 凪
夕方、こども達のインターバル練習に付き合う。
2月18日(土)曇り 弱い西風
ハナグリの満ちのヤオリで鯛2匹とチダイ1匹を釣り、ヒシオにカミカドに行き、釣る。祝島に帰って家に向かっていると、タミちゃんに出会って、ひじきを貰う。
祝島で用を済まし、帰りにカミカドに寄って釣る。計一ダースくらい釣れた。特別大きいのはいないが、食べるのにちょうど旨いくらいの鯛である。大島に向かう途中暗くなった。
2月19日(日)曇り 凪
久賀駅伝。沖浦ダンディーズメンバーとして出場。帰りに五月丸に寄って鯛を揚げる。
掲示板に久しぶりに文彦君から書き込みがあった。ヤッチャンのことを知らせなくてはと思っていたのでちょうどよかった。ヤッチャンは文彦君の愛弟子なのである。
木村家にぎり寿司。
菊川画廊さんから「松田正平素描集」が届く。
2月20日(月)雨のち曇り 凪
山口に送った鯛へのお礼の電話が入る。いつも喜んでくれる。
木村家風邪気味。
2月21日(火)晴れ 凪
部活の練習に、文彦君の大学時代の後輩にあたる山本先生が来て教えてくれる。
久しぶりに天気が良くて、きれいな夕陽に出会う。自転車で帰る生徒と夕陽を写す。
2月22日(水)晴れのち曇り後雨も降る 凪
菊川さんから鯛のお礼の電話がある。「松田正平素描集」は菊川さんが編集したそうである。そう聞いたらなおさら見ながら思わず笑いが漏れたりする。もし窓からのぞいている人がいたら、独りでにたにた笑っているおっさんを見て、怪しむかもしれないと思ったりして、また春間近の宵を楽しむことにしよう。孝さんもエミちゃんもきっと喜んで見ていることだろう。
2月23日(木)晴れ 西風
おらが鯛を若い娘さんにプレゼントをした。
サッカーをする。右足にダメージが来た。
柳井で休養した。釣り道具が2つ新しくなった。
2月24日(金)晴れ 凪
今朝、金メダルのニュースを見て、夕方荒川で賑や香に飲んだ。まりちゃんと一緒に飲んだ。真理ちゃんの友達が何と山田の孝文の同級生だったのである。いい男だ。孝文の単純な明るさを理解してくれていた。何と中原のテッチャンまで電話に出てくれて、感動的な宵だった。おらが鯛も活躍した。此の週は一ダースのおらが鯛が大活躍をしてくれた。
2月25日(土)晴れのち曇り雨 多分北東風
五月丸のブレッチの覆いが完成した。
夕方から沖浦ダンディーズの文化部の活動の後、久賀駅伝の打ち上げが続けてあって、今日も楽しい一日を過ごした。
ナゴジローとヒロコおばさん旅行から帰る。二人ともこのところ風邪気味のようだ。
2月26日(日)雨のち曇りのち晴れ 西風
おらは、海に呼ばれて、昼前からカミカドに釣りに行く。いい形のが5匹釣れた。一回ダブルで釣れた。祝島には寄らずに、午後3時頃大島に到着。
ナゴジロー発熱。おらは少し体調が低調気味。このところ少し飲み過ぎのようだ。
鯛を一匹揚げる。ヒロコおばさんがさばいてくれる。
2月27日(月)晴れ 北東
朝、大島大橋の下の満ち潮がすごい流れであった。潮の流れも春になったのだろう。寒気が入って冷たい日ではあった。
2月28日(火)晴れ 北風?
2月がいつの間にか逃げた。
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