祝島日記 2007年4月 3月の日記へ

4月1日(日)晴れ 西風
 朝、哲ぼんさん達と室津まで出て五月丸で祝島へ帰る。秀人君が待っていて、まきちゃんやみっちさん達の作業の横で一杯を始める。文彦君の知り合いの上田君も二回目の祝島上陸。上田君は百姓庵で井上さんの作業を一緒にしているようである。
 昼便できょうこさん一家がやってくる。花見ツアーに参加なのである。
 いわいでの祝島一周花見ツアーは北側半周揺れたのできょうこさんは一人船酔い加減。ほかの大人はほろ酔い加減。
 いわいを降りてからは自由時間で、ユウ坊さん達と一杯が始まった。ゆいかちゃんとみゆちゃんは大人に混じって生き生きした目で観察していた。後で聞くと、ゆいかちゃんはユウ坊さんの博多のラーメンが一番魅力的だったようである。
 考えてみれば、きょうこさんは船に酔い、運転係で飲めず、ガイドをする予定のおらは飲んだくれてさんざんな一日ではなかったかと反省した。
 夕便で帰る人たちを見送る。見送っての帰りに、えべすにいた子供達も見送りに出て来たが、間に合わなかった。


4月2日(月)晴れ 弱い西風
 五月丸で大島に帰る。
 4kmコースをゆっくり走る。
 リョウキチと外食。ビーフンとうどんをはしごした。


4月3日(火)曇り 
 昨日の満腹がこたえたのかくしゃみが出て、朝から一日中鼻水が出て止まらなかった。
 このところ話し合いなどで部活に出ていない。


4月4日(水)曇りのち晴れ 一時大西風
 仕事場からの帰り、すぐ後ろにきょうこさんの車がいるのに気がつき手を振ると、後ろ座席のゆいかちゃんとみゆちゃんが激しく手を振り返してくれた。帰り着くまでおらは笑い顔が消えなかった。
 柳井にユウベエが帰ってきていて、夕食はユウベエがお好み焼きとヤズの塩焼きを作ってくれた。おらはゆっくり4km走る。鼻水は出が少なくなった。


4月5日(木)晴れ 凪
 学校の周りをカメラを持って歩いてみると、タラメが早くも出ていたので採って帰る。去年の年末に採って帰ったウラジロ辺りにも新芽が出ていた。学校の周りのソメイヨシノもほぼ満開であるが、今年は花の着きが少なく少し淋しい。
 帰り道に携帯でユウベエに、タラメを天ぷらにしよう、と言うと二つ返事で引き受けてくれる。今日の夕飯はリョウキチの希望でカレーということですでに作り始めていたようである。柳井港近くスーパーでアボカドとかまぼこと天つゆを買って帰る。
 リョウキチはランニングに出発。調理はユウベエに任せて、おらもすぐに走りに出る。
 ランニングから帰ると、ユウベエ、天ぷらの作り方をネットで調べて作っていた。タラメ、アボカド、かまぼこの天ぷらとサラダ、カレーライス。なかなかやる。
 アボカドの天ぷらは、とろけるサツマイモ風である。かまぼこ、タラメも全員になかなか好評であった。
 ヒロコおばさんは法事で祝島に帰ったままである。県議会選挙をしてから柳井に帰るようである。


4月6日(金)晴れ 凪
 久しぶりに部活動で少し走る。
 夕方、新しく買った車が乗れるようになったという電話があり、借りていた代車に乗って受け取りに行く。乗って帰り、急いで年度初めの宴会に行く。おしゃれな料理をいただく。なかなかうまかったのだが、いろいろな料理が出たはずなのにすっかり忘れている。ビールとお酒を飲んだのは覚えているが。


4月7日(土)曇り 凪
 起きるとリョウキチが卵焼きを作ってくれていた。宿題をする暇がないとこぼしながら、ヒロコおばさんがいないので、リョウキチはカッターシャツや弓道着の袴にアイロンをかけたり、なかなか忙しそうだった。昼からは弓道部の練習、明日は試合と言うことだ。
 おらは昼前に祝島に五月丸で向かった。途中、ヒロコおばさんが携帯で「できれば鯛を」という連絡をくれたので、カミカドで鯛をねらった。運良く一匹釣れた。今晩隣のサト君の誕生パーティーがあるそうだ。
 祝島に帰り、ヒロコおばさんと鯛の姿作りに励む。姿作りと誕生パーティーの招待券を持ってごちそうになりに行く。楽しく飲んだ。


4月8日(日)晴れたり曇ったり 凪
 いい凪だった。ヒロコおばさんは親戚の法事の手伝い。おらはナガイソに行ってタマネギの周りの草を取ったあと、コージロに釣りに出る。チダイがポツポツと、いい形のアジが2匹。昼過ぎに帰り、荷物を持って大島に向かう。五月丸で明日の入学式での進行係の滑舌練習をする。
 ヒロコおばさんも帰り、久しぶりに柳井で3人揃う。県議会議員選挙をすませ、荷物を沖浦に忘れていたのに気づき、それを取りに行く。そのままダンディーズのギター練習に参加。


4月9日(月)晴れ 凪
 入学式。快晴で桜も満開。いい入学式ができた。新入生も加わっての部活も始まった。
 横見というところに波止がある。波止の外の穏やかな海の中に彦島が浮かんでいた。
 夕食は昨日のチダイでにぎり寿司。


4月10日(火)晴れ 凪
 いい天気。昼には新入生の歓迎の集いが行われみんなで楽しむ。沖浦中ならではのした進化生徒会行事である。
 部活動が一年生全員参加で行われた。
 帰り道にAsahiの第三の生チキンラーメン付きを購入。
 リョウキチは部活から8時前に帰る。何か弓道の小道具を修繕(裁縫)しているようである。


4月11日(水)晴れ 凪
 春のいい日が続き、今日はお花見給食である。ビールがあったらと思う献立だったのはおらだけだろうか。
 話し合いの後部活で少し走る。きょうこさんも初参加。
 夕方、五月丸に行くとちょうどしんちゃんがやって来た。五月丸にいた魚を二人で分けてそれぞれの家路につく。
 帰ってヒロコおばさんと4kmくらいウオーキング。ヒロコおばさん復活の兆し。


4月12日(木)晴れ 凪
 運動場に桜の花が降っている。
 部活が今日は華やいだ。
 帰ってヒロコおばさんとランニング混じりのウオーキングをした。
 リョウキチ情報で、弓道部に新入部員がやって来たようだ。朗報である。
 
 ダイドックの原さんからメールが来ていた。


このメールはBCCで配信しております。ご不要の方はそのまま返信してください。
 
満開の桜も春風で少しづつ散り始め、鮮やかな緑の葉桜も見え始めました。みなさんもそろそろアウトドアへと飛び出される頃でしょうか。
お久しぶりですダイドックオーシャンカヤックスの原です。
今回は4月21日・22日に光市虹ヶ浜海岸で開催されるアースデイ瀬戸内のご案内をさせていただきます。
アウトドアでアクティブに活動される方は当然環境問題には敏感だとは思いますがみなさんはいかがでしょうか?
私は長年にわたりライフワークにしているアラスカ遠征で地球温暖化における氷河の後退や海氷の薄さや解氷の時期の早さに毎年のように危機感を募らせています。そういった地球環境の話を地元の友人達と話し、どうにかならんものかといろいろ思案していました。
そんな環境問題を広く知ってもらい未来の地球の為になにかを始めようと有志が企画したものが「アースデイ瀬戸内」です。
イベントは2日間に渡り行われ全国から集結するプロミュージシャンのステージパフォーマンスや県内外で活動されている方々の50を越えるブースやフリマ。
海岸では海を感じてもらうためのシーカヤックや伝馬船無料試乗会。底が透明なゴムボートでの海中観察も出来ます。
2日間とにかく楽しみながら海を感じ環境問題を意識していくという本当に楽しみなイベントです。
 
注目は21日の18時から光駅近くのホテル松原屋で行われる田中優さんの講演。
みなさんはAPバンクというのをご存知でしょうか?
ミスターチルドレンの桜井和寿さんやそのプロデュースで有名な小林武史さんが立ち上げた環境を意識した事業に投資する非営利銀行です。
かれらがCDの売上などで上げた収益を環境の為に役立てようという銀行で、その立案者が田中優さん。
数々の有名アーティストが出演するAPバンクフェスというのも有名ですね。(ちなみにAPはアーティストパワーの略)
未来バンクという市民銀行も立ち上げられています。
著書も多数で特筆するものとして「戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる社会のつくりかた」という本。
実行委員長の松村君や実行委員の上田君が世界一周のピースボートに乗船した際にナビゲーターとして乗船されていた田中優さんの指導に感銘を受けたようで私も勧められて読んだのですがこれが目からウロコ!
莫大なデータ情報から理論的に独自の視点からあみだした新しい視点の動き方。
「そうか!こうすれば環境破壊が食い止められる」
「なるほど、、、今のこういった社会のしくみが悪循環を生み出しているのだな。」
「そうか、個人では、会社単位ではこういった活動をすればいいのだな!」
ただ漠然と美しい海を守ろうとか、ただ反対だとか賛成だとかではなく広く地球という一つの惑星を視点として捉えた考え方。
僕自身田中優さんの提案を皆が受け入れれば地球環境破壊は止められると思います。
それほど説得力のある提案の数々です。
もう一つすごいのは田中優さんはそういった活動も非営利で行われています。本当に危機感を持ち本気で今の現状を打破しようと動かれている方です。
アースデイ瀬戸内の前も広島での講演、翌日もアースデイ東京での講演と今日本中で大人気の方です。
 
環境問題を考えられている方、わかっていても行動をためらっている方、行動したいけどなにをしていいか分からない方。もう絶望されている方。
全ての方にお勧めのお話です。是非足を運んでみてください。ダイドックも久々にワクワクして当日を待っています。
前売り券は1,000円です。(当日券は1200円です。)
申し込みは下記のアースデイ公式ホームページからの申し込みもしくはこのメールの返信で直接ダイドックへの申し込みも受け付けます。
みなさまのお越しをお待ちしております。
http://earthday-setouchi.net/
アースデイ瀬戸内当日はダイドックも浜でシーカヤックをしておりますのでお気軽に声を掛けてくださいね!
それでは失礼します。
DAIDUK OCEAN KAYAKS & ADVENTURE 原康司
        MAIL   kouji-h@sirius.ocn.ne.jp
        URL    http://www13.ocn.ne.jp/~daiduk/
        TEL&FAX  0834-25-1036

4月13日(金)曇りのち雨 南風のち西風
 朝南風が吹き、夕方は寒冷前線の雨が降った。予報よりかなり早く通過したようである。生徒達は雨の中を帰った。


4月14日(土)晴れ 
 朝、柳井園芸が何時に開くのか歩いて行ってみる。帰り際に三浦のヒサ坊さんにひょっくらであう。祝島のものも二人乗っていた。
 柳井園芸が開いた頃行き、びわの袋とスイカの苗、トマトの苗を一本ずつと枝豆、細ネギの種も少し買って五月丸で祝島に向かう。山が新緑に彩られつつある。途中ハナグリでヤズを釣ってみるが釣れなかった。アジを釣ってみると4、5匹釣れた。
 昼からソーヅイのビワに袋を掛けに行く。100ほど掛けて帰り釣りに出る。ヤズが3匹釣れた。ヨボシで2匹いいアジが釣れた。
 釣りから帰ると菓子が置いてある。善徳寺の奥さんが持ってきてくれたのかなとヒロコおばさんに確認してもらうと違うようだった。どうも下関のおばさんらしいということに思い当たる。
 タッチャンが来て話していく。新種のビワ(ナガサキの大型種)を植えているようだ。来年はホギをもらえそうである。


4月15日(日)曇りのち晴れ間 凪 (2・3年生徒は山口で陸上記録会)
 朝、ハナグリに行く。ヤズ漕ぎの船が多かった。カミカドに行くが、全然釣れなかった。
 釣りから帰って藤本をのぞいて見るといなかった。そのままナガイソに行ってスイカやトマトの苗などを植える。その後ソーヅイに行ってビワの袋を掛ける。目標の200枚に行かなかった。今年はビワの実の着きがよくないようだ。
 シラサキで平さんと久しぶりに話をする。五月のNHKの取材があるらしい。
 ソーヅイから帰るとヤズのタタキが置いてある。浜栄さんが柳井への土産に作ってくれたようである。綿村をのぞいてみる。イーちゃんに聞くと下関のおばさんは京都に向かったらしい。
 4時頃、五月丸で出る。途中ハナグリでヤズを少し釣って大島に向かう。横島の近くでボーヅイオ(スナメリ)を2匹見る。今年は見る数が少ないように思う。
 ひょっとしたら哲ぼんさんが忘れ物をとりに柳井に来ているかもしれないと、ヤズを一匹持って帰るが予感は当たっていなかった。


4月16日(月)雨模様の一日 凪
 生徒達、記録会でベスト記録が続々。練習成果が出てきたという感じである。
 雨でランニングができず、室内で球技。あきこさんが仕事場に田布施のタケノコをたくさん持ってきてくれる。もらって帰る。


4月17日(火)
 血圧測定。少し高め程度で問題なし。
 タケノコをぬかと一緒にまたたくさんもらって帰る。


4月18日(水)雨 凪
 ヤズをさばいておすそわけ。皆さん喜んでくれるのでせーがえい。部活は室内トレーニング。
 タケノコとツワがとても旨く炊けている。


4月19日(木)晴 南風
 部活で3kmランニング。


4月20日(金)晴 南風
 部活で2kmあまり走る。帰ってヒロコおばさんと4km歩く。


4月21日(土)曇り 南風
 朝早く五月丸で祝島に向かう。エンジンのフィルターがつまりかけているようで回転が落ちたような気がし、不安になる。
 祝島に着き、敏坊さんとアースデイ@瀬戸内に清水丸で伝馬船を持って行き参加する予定だったが南風があり、迷った末に行かないことにした。
 五月丸のフィルター交換、オイル交換、油漏れなどをヤンマーのひろちゃんに頼んでおく。
 ソーヅイに行き、ビワの袋掛けを少しと摘果をする。袋はこの前からのと300掛けた。白ビワ中心である。ソーズイから帰り、昼から高遠の桜の木の周りの草刈りをする。桜の木は生き延びていた。一本は来年くらい花を着けるかもしれない。その後ナガイソに行って、キューイの木の下の草を刈る。今日は農作業で過ごした。
 夕方、アースデイの放送がテレビであった。原さん、実行委員長の文彦君たちが出てきた。がんばったなあと感心する。この「アースデイ@瀬戸内」は文彦君と原さん、秀人君の3人でやろうということが発端だったと言うことである。
 正平さんのポスターを眺めながら一人の時間をひととき過ごして早めに寝る。
 偶然ヤスシ君と、同級生の小泉のケンちゃんから宴の誘いがあった。どちらも柳井でどちらにも行けなかった。


4月22日(日)曇りのち雨 南風
 雨の予報である。五月丸で大島に向かう。途中いわいに抜かれる。
 柳井について原さんに電話をすると、アースデイは雨天決行とのことである。ヒロコおばさんと光の虹ヶ浜に行き、少し手伝いをする。原さんのシットオンというボートに乗せてもらう。回転性がいい。釣りなどができるカヌーという感じの二人乗り艇である。
 今日のアースデイの入場者は雨の中、千人くらいだったようである。昨日は天気がよく、すごく多かったようだ。大成功だろう。すばらしいがんばりである。しょっちゅう実行委員会を開いたようだし、だんだん人も計画も盛り上がっていき、本番にさらに開花したという感じである。実行委員長の体力も効いていたのではなかろうか。とにかく人のつながりが広い3人の成果は大きいように思う。
 下関からはミチヨちゃんが手伝いに来てくれていた。藤本家の三姉妹はパワフルである。
 東京のアースデイではエミちゃんが祝島ブースを開いて参加。がんばったと言うことだ。ヒサヨちゃんも手伝ったのだろう。東京の実行委員長はC.W.ニコルさんである。


4月23日(月)晴 凪
 久しぶりの凪である。
 3.5kmランニング。
 沖浦の道ばたのハマダイコンの花が色あせてきた。


4月24日(火)曇りのち雨 凪
 昼休みにタラメを採る。
 2kmくらい走る。
 夕食はタラメなどの天ぷら。
 ヒロコおばさんの話では急いで駅の方から帰る途中、ミユちゃんとユイカちゃんに逢ったらしい。車の中から手を振ってくれたそうだ。前のかごに一杯荷物を積んでいた自転車で暴走中(干してある洗濯物に降り出した雨のため)だったので手が振れなかったと悔やんでいた。


4月25日(水)晴 西風
 部活で3km程度走る。筋肉のくたびれピーク。


4月26日(木)晴 北西
 午後出張で東和に行く。ヤスシ君に会う。
 早めに帰って、ヒロコおばさんのシュウトウ行きや買い物につきあう。


4月27日(金)曇りのち雨
 少し走ったりした後雨がぽつりぽつり降り出す。 


4月28日(土)晴れ 南西
 アースデイの看板を島に持って帰る。油をついでハナグリでヤズ漕ぎ。風が強いので流し釣りはできない。ヤズが7つ釣れた。
 明日は、おらは光青年の家に宿泊研修に、ヒロコおばさんは寂地山にカタクリを見に行く予定である。それぞれ準備をする。


4月29日(日)晴 凪 昭和の日
 文彦君の仕事場におじゃまする。
 朝、ユイカちゃんやミユちゃん、キョウコさんから素敵な誕生日のお祝いをいただく。
 夕方には三年生からも心のこもったお祝いメッセージをいただく。こんなにお祝いをしていただいたのは初めてかもしれない。


4月30日(月)晴のち曇り夜に雨
 宿泊研修二日目。無事終えて帰校。
 ヒロコおばさんは哲ぼんさん達とカタクリの花を見に寂地山に登ったと言うことで、カタクリが満開ですばらしかったようである。久しぶりの山登りで山は良かったと感激していた。フカヤが出ていたいようである。
 おらもくたびれていて早めに寝る。


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