祝島日記 2007年12月 11月の日記へ

12月1日(土)晴 西風
 帰る予定だったが沖浦に行くと海は荒れ模様。白灯が点かなくなっていたりキャップが壊れていたのを何とかしようと思うが、どうも電球が良くないようでもあり、キャップは年月でもろくなっているようだ。柳井に帰る途中、ヤンマーの店によって電球を二つとスタンチューブ用のパッキンを購入。
 昼食後、五月丸に行って電球を変えると点灯。白灯のキャップは卵の入っていたという容器をヒロコおばさんに貰って取り付けてみると、これがぴったしちょうどいい。パッキンを追加し、オイルを補充、五月丸の装備完了。
 夕方、ヒロコおばさんと40分余りのウオーク&ラン。


12月2日(日)晴 西風のち凪
 昨日より風がおさまっているので、朝、五月丸で祝島に向かう。コージロに行くには強すぎるのでハナグリで釣る。タイ1匹とアジが1ダースばかり釣れる。タチも1匹。タチにサガリを3〜4回切られ、枝が3本になったので帰る。
 11から祝島の遺跡の話を聞きに行く。講師は松岡先生で祝島には4〜5回来られて調べているようだ。
 昼休みに一昨日買っておいたフェイジョアをナガイソに植える。イチジクの枝を埋めておいたら根が出ていたので、それも植えておく。
 午後は三浦での岩陰遺跡の見学会。祝島には昔人の住んでいた形跡があちこちにあるようだ。これはそうじゃないかと思うような石などはそれに該当しそうな感じである。いつの時代のものなのかわかるとなおさら面白そうだ。
 見学終了後、凪いでいるので五月丸でカミカドに行き、釣る。アジが20匹ばかり釣れた。イサキも1匹。凪なので暗くなるまでモイカを狙うがスラ。闇夜の中を大島に帰る。夜光虫が多い。大島までの海面をまだら状に覆っている感じである。
 そうそう、槌谷さんにアメリカ芋の煮干しを貰った。砂糖など全然使っていない純天然食品である。ヒロコおばさんに見せると大変喜んでむしゃむしゃうまいうまいと食べていた。


12月3日(月)夜中から朝のうち雨のち曇り 強い西風
 朝小さい雨が残っていた。いいうるいだっただろう。特にナガイソのフェイジョア達にはちょうど良かった。
 期末テストで部活がないので早めに帰る。ヒロコおばさんがアジを調理していた。ホームページを更新した後、温水プールに泳ぎに行く。
 秋には泳いでなかったので泳力は落ちていて、ふくらはぎが吊った。800m余りで終了。
 肴はアジの刺身とフライとタチの南蛮漬け。
 リョウキチ達も今週は高校最後の定期テストということである。


12月4日(火)曇り 西風
 期末テスト2日目(最終日)。部活再会。30分間走と流しで約5km走る。足が吊りそうになる。
 寒気が入り寒い1日だった。アジが五月丸にあるのだが西風が強いし寒いし、寄らずに帰った。
 大島での紅葉はこの2日間の雨風で盛りを越えたようだ。色が褪せてきた。
 キョウコサン所にもフェイジョアがあって今年は実をつけたそうである。


12月5日(水)晴れたり曇ったり 西風
 部活で7kmくらい走る。足がぴくぴくする感じであるが無事走れた。
 リョウキチが教科書にあったというDNAのペーパークラフト風の紙を切り取って模型を完成させていた。


12月6日(木)晴 西風
 部活でよたよたと約6km走る。くたびれがピークのようだ。
 早めに仕事場を出て五月丸でさかなを上げて帰る。今晩のさかなはアジの刺身。
 このところよく冷えてきた。大畠の沖の水面に湯煙風の霧が立っていた。水面の水蒸気が寒気に冷やされたのだろう。


12月7日(金)雨のち曇り 西風
 思った以上に雨が降った。
 昼休みに五月丸に行って残っていたアジを少しずつお裾分け。
 部活でゆっくり6kmばかり走る。遅くなったので、ヒロコおばさんとのウオーク&ランニング予定は中止になった。
 肴はアジの南蛮漬け。
 下関から荷物が届いた。旨いものなどが入っていた。
 リョウキチ、テスト終了。おらは焼酎で乾杯。


12月8日(土)晴れたり曇ったり 凪のち西風
 朝ゆっくり起きてのんびり家族で話などする。五月丸のカンパの戸の修繕を思いつき、ナフコに行く。接着剤で木材をくっつけたりする。
 思っていたより凪のようなので、五月丸で釣りに出ることにし、ヒロコおばさんが造ってくれた握り飯を持って出かける。センバまで行くと波が立ち始めたので引き返し下荷内で釣ることにした。潮目があるようなのでそこら辺を流すと運良く0.5kgくらいの鯛が釣れた。一匹釣れただけなのだが、おらが漁場が一カ所増えたみたいで喜ばしい。コージロに行けないときなど、ちょっと行ってみるのにいいところである。
 用意した工作物は少し見当違いで、接着していたのを剥がし、また着けなおす。
 この前上げていた魚をネタに、今日はにぎり寿司である。リョウキチの定期テスト完了で打ち上げの乾杯予定である。今日は久しぶりにビールだ。
 乾杯の前にヒロコおばさんとランニング。今日はヒロコおばさん35分間走達成。
 リョウキチは一日テストあけの休日を満喫したようである。エベスビールと牛乳で乾杯した。


12月9日(日)晴れたり曇ったり 少し西風
 日曜参観日。部活もなく早めに帰る。だいぶ前哲ぼんさん達が来そうな感じだったがほかの出来事で変更になったようで、祝島帰りはまた来週。
 夕方暗くなり前に荷内島に五月丸で行ってみる。漁場の調査釣りである。昨日は引き潮だったが今日は満ち潮をやってみる。タイが2匹釣れた。合わせて1kgくらいである。立派な漁場であることが判明したわけで、ディアス号の中で寅さんの歌を結構大きな声で歌いながら帰った。帰って、ヒロコおばさんと軽めのランニングをする。 


12月10日(月)晴れたり曇ったり 凪
 振り替え休日。
 朝、荷内島に行き、釣ってみるが今日は釣れなかった。カワハギ一匹。おじいさんがハマチを狙っているようだった。漁場なのだ。
 市役所に用事があるのでそれをすませて、もう一度釣りに出る。荷内に寄って、すぐにカミカドに行く。鯛2匹と1kgあまりのヤズが釣れる。あとアジ3匹。タイは1つ1.5kg余りのが釣れた。大島に帰る頃は真っ暗になった。
 カワハギを刺身にし、あらでみそ汁を造ってくれる。刺身はフク風でみそ汁もなかなか旨いのである。


12月11日(火)雨のち曇り
 部活でゆっくり約6km走る。
 帰りに五月丸に寄ってタイとハマチを上げて千葉の元同僚に送る。近くに知り合いの魚屋さんがあって、そこでいつもさばいて貰うようなのである。


12月12日(水)曇りのち雨 凪
 曇り空で午後雨になる。
 整備部活動でガンザキを修繕する。生徒達も熱心に直していた。
 会議で部活には出られなかった。
 肴はタイとアジの刺身。2日続きの雨模様の天気で、リョウキチの部屋には洗濯物がいっぱいぶら下がっている。
 千葉から電話があった。皆さん元気にやっているようで良かったし、懐かしい情報も聞けた。


12月13日(木)曇り 大西風
 部活の時海辺を走るが、大西風である。沖浦でこのくらいの波があると祝島は定期船(夕便)は欠航ではないかどうか。昼便は出たようである。
 部活では6kmあまり走る。


12月14日(金)曇り 午後西風強
 話し合いで部活を休む。
 帰ってヒロコおばさんと少し走る。おらは約5km。


12月15日(土)晴れたり曇ったり 西風
 西風が今日も強い。大島駅伝の監督者会議に代理で出る。生徒達は試走にいく。
 帰りに椋野で球状花崗岩を探すが、看板だけで実物は見つからなかった。
 そのまた帰りに五月丸に行ったカンパの戸を修繕していたのを取り付ける。油量の見えるガラス管の部分から油が漏れるのがなかなか直らない。パッキンが古くなっているのだろう。このところ祝島に帰らず給油をしていないので油が少なくなっている。ポリタンクに入れていたのを補給するがそれでも片道分しかなさそうである。
 残っていたさかなを上げる。賞味期限ぎりぎり大丈夫というところ。


12月16日(日)晴 西風のち凪
 朝、荷内からハナグリに行く。アジ一匹。哲ぼんさん達が来ているので給油活動の後シラサキに行く。途中で3人に会う。平さんはいなかった。弁当を食べて帰る。みっちさんがエベスの缶ビールを持ってきていて、いただく。エベスの缶ビールは我が家では祝杯でしかいただけない。哲ぼんさん達は何年か前の12月に初めて祝島に来て、それ以来12月のこの頃に、訪問記念日的にシラサキにやって来ようと心に決めているようなのである。
 バイクで行ったのでおらだけ早く帰り、五月丸で出発。荷内により釣ってみるが釣れず、柳井に向かう。一足先に3人は着いていた。みっちさんたちは広島で仕事があるそうで帰って行った。よく働く二人である。仕事は哲ぼんさんが助手だそうである。


12月17日(月)曇り 昼に西風
 このところ昼頃に西風が吹く。 
 部活で7km。走るというより動いた。
 帰った後、ヒロコおばさんと買い物に出る。珍しくエベスの缶ビールを開けてくれた。
 今日愛ちゃんが寄っていったようである。


12月18日(火)晴 昼に西風
 部活で約6km走る。


12月19日(水)晴 昼に西風
 車の前のガラスに氷が付いていた。
 部活で子供達が6km走るところを5kmすこし走るというペースでやっとついて行ける。計7kmくらい走る。


12月20日(木)晴 凪
 冷たいが空気は乾いていて車にはほとんど氷が付いていなかった。
 今年最後の授業日。ALTさんの授業でクリスマスカードを作っていた。かずき君からクリスマスカードを貰った。
 部活で6km足らず走る。
 今日も缶ビールを開けた。ちょっとでもいいことがあるとビールを開けることにしているのだ。


12月21日(金)曇り 夜雨
 二学期の終業式。午後は生徒会のお疲れ様会。昼食は生徒の作ったテンプラうどん。沖中の生徒会の行事は心がこもっていて大変充実している。この日は特に現執行部の最後の行事ということで涙の流れる場面も見られた。指導する先生も執行部もしっかり準備をして、それを全生徒が感じてしっかり応じて充実度が盛り上がるのである。
 宵は生ビールをたっぷり飲んだ。アンチャンが過労気味で体調を崩して一緒に飲めないのが残念だった。
 送り迎えをあきこさんにして貰った。いつも飲み会の時は乗せて貰うのである。同級生のタカさんとコージ君も一緒である。


12月22日(土)雨 北東風
 夜中から雨風。風が強く吹く音が聞こえていた。雨は一日中続いた。仕事場に行き、帰りに五月丸に寄り、一匹いたアジを上げてくる。刺身。ヒロコおばさんの買い物にもつきあったくらいで休養日であった。
 ユウベエからは卒論終了の電話があったようである。リョウキチは土曜日ながら少し勉強に力を入れたようだ。よく寝て、起きたのは10時過ぎではあったが。


12月23日(日)曇り 凪
 大島駅伝。沖中男子出場。出井と戸田で生徒を乗せて久賀の会場へ。久賀から神浦まで選手を乗せて移動。敏彦君よく頑張る。試走より1分近く良かったようである。
 帰りに朝乗せた生徒とともに沖浦へ帰る。
 柳井に帰り、ヒロコおばさんとユウベエへの荷物を送りに行く。そのあと、久しぶりに二人でランニング。4km走る。ヒロコおばさんは4kmくらいなら平然と走れるようになった。体型・体重は変わらないが、脂肪の数パーセントは筋肉に変わっているのではないかと思う。


12月24日(月)晴れたり曇ったり 凪のち北風
 朝ゆっくり下荷内に釣りに行く。10時過ぎになると少し風が強まり、さらに吹いてきたので切り上げて帰る。漁はネバル一匹。27cmで355gだった。
 掛かり釣りの漁師さんも一隻いた。いい漁場なのだろう。一回ハマチが湧いたが釣れなかった。
 油が相変わらず少し漏れるのでシールを巻いて何とか止める。
 昼過ぎに潮が引いた頃、球状花崗岩を見に行くが今回もはっきりしたものは見つからなかった。
 晩飯にネバルをネタににぎり寿司を追加。


12月25日(火)晴 北風
 部活に行って3kmばかり走る。聞かれてわからなかった植物を調べてみる。「サネカズラ」だった。
 午後ゆっくり岩田までヒロコおばさんとドライブ。リョウキチはインフルエンザの予防接種をせに行く。
 肴には鰹のタタキを買う。物色しているときにコウジ君夫妻に逢う。
 年賀状の本格的印刷開始。今年は速い。今年貰った年賀状を柳井に持ってきていなかったので書くのは祝島に帰ってからである。


12月26日(水)晴 東風
 部活で砂浜や階段のダッシュをする。アップなどで2k程度。
 午後、荷内に釣りに出て運良くヤズを釣る。1匹持って帰る。
 夕方ヒロコおばさんと買い物に出る。


12月27日(木)晴 少し東風
 部活でテレビ塔のある山にランニングで登る。登りをゆっくり2kmくらい走る。帰りに正月飾り用のウラジロを採る。
 午後荷内に釣りに出る。またヤズが釣れた。正月用の魚は充分釣れた。まずはめでたしめでたし。暮れは荒れ模様の冷たい天気になりそうで祝島に帰ってからは釣りに出られそうにないようだったのである。ユウベエが晩方の電車で帰ってくる。正月用の買い物を一緒にした。餅米も買った。
 明日は部活の後祝島に帰る予定である。当分このホームページは更新できない予定である。


12月28日(金)雨 北風〜東風
 部活は今年最終日。生徒はバレーやドッヂボールを楽しむ。
 午後、五月丸で祝島へ帰る。給油を終え、波止の中に繋いだところでのぶちゃんにヤズが釣れるとの情報を貰いヒデガサキに行く。はじめ4隻だったが、祝島の船が10隻くらいになる。おらは3匹釣ったところで帰ってくる。
 夕便でユウベエとヒロコおばさんも帰島。哲ぼんさんから果物がたくさん届いていた。
 肴はヤズの刺身。ヒロコおばさんの湧かした五右衛門風呂で温まる。


12月29日(土)曇り 西風強
 夜中に風が強くなったようである。夢を見て目が覚めたので年賀状の宛名を書いたり本を読んだりする。
 蒸しパンとコーヒー。
 冬型の気圧配置になった。
 一家で家の中の片づけなどをする。
 釣り具箱の中や道具入れの中を片づける。
 午後、ナガイソに行き、キューイの枝をスッパリ切る。仕立て直しである。桃の木に巻き付いたツルなどもしごをする。
 大宝丸と松漁丸がやって来て顔を見せる。ヒロシクンは正月に帰らないそうである。最後の大阪の年越しをするようだ。
 ナガイソから帰り、ユウベエと明日の餅つきに備えて板の間の拭き掃除をする。ユウベエがいるとはかどる。ヒロコおばさんは餅米を浸しておき餅つきの準備万端である。
 肴はヤズのしゃぶしゃぶ風鍋である。ヒロコおばさんがたくさん貰ってきた大根を薄く切って鍋に入れていたが、これは新鮮でなかなか旨かった。


12月30日(日)曇り 大西風
 夜中に西風がビュービュー吹く。大西風である。
 ヒロコおばさんは6:00過ぎには起きて餅つき器の「蒸す」のスイッチを入れたようである。おらが起きたときはもう「つく」のスイッチを入れる前頃だった。
 今年は餅米10kg。4回に分けてつく。ユウベエとヒロコおばさんは飾り餅やこもちを作る。おらは餅つき係である。
 昼前に片づけまで終了。
 午後タカトオに行き、畑までの道作り。崩れている所に段を作ったり草刈りをして歩きやすくする。
 肴はヤズの刺身、いくら丼。


12月31日(月)雪交じり 大西風
 満ち潮に正月飾りなどをする。
 ヒロコおばさんの指令でナガイソに行き、松とマンリョウをとってくる。その後部活の掃除。ユウベエがいるのではかどる。家の中が広くなる。
 午後ユウベエとヒロコおばさんは煮しめ作り。おらはにぎり寿司作りに専念。ネタはヤズ。
 ユウベエが良寛に興味を持っているようなので、おらの本を取り出す。夜、3人で紅白を見る。年明け前にヤッチャンが来てユウベエと一緒に善徳寺に行く。


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