祝島日記 2008年5月 4月の日記へ
5月1日(木)曇りがち(天日で油がぬるむ程度) 南風後凪
朝、仕事前にナガイソに行き、少し草を取る。行くときに灘吉君に会った。岡部君の顔も、横山さんの顔も、向井さんの顔も見た。帰りに山根君と江本君にもあった。何と6人の同級生の顔を見たことになる。
夕方タカシ君の誘いで話しを聞きに行く。上田君が来ていた。色々活動しているようである。元気な若者である。原さんや文彦君の仲間である。
夕食のおかずに浜栄さんから肉じゃがの差し入れ。昨日はひいちゃんからヨモギまんじゅう(餡なし)の差し入れ。
肴は肉じゃがに南蛮漬けと、もらい物の大根とキャベツでの酢の物。
下関の藤本家が連休には帰るようである。
晩に秀人君、ただとし君兄弟がやってきた。
5月2日(金)晴れ 凪
山根君、診療所をのぞきに来る。昨日浜本でいっぱいやったそうである。
たろくさん情報では、ヨボシで鯛やハマチがポツポツ。
夜、正本君からの電話で浜本邸に行く。同級生5人で話が弾む。特に山根君の話は面白かった。
5月3日(土)晴れ 少し西風
三谷さんに造ってもらうことを頼んでいた焼き物ができあがり、コウジ君に預かって貰っていたのを受け取りに行く。五月丸で室津まで行く途中、コウジ君への土産として魚を釣るつもりだったのだが、全然釣れなかった。
コウジ邸前で焼き物を受け取り、分包して3月までの同僚に渡して貰うよう再度コウジ邸に持って行く。ちひろちゃんに初めて対面する。かわいい赤ちゃんである。
帰りにおしのぼり辺りでハマチが湧いているのでヒコーキを漕ぐが釣れず。港でのぶちゃんに言うと、底を漕ぐ方が良いと言うことで、サガリをくれた。
5月4日(日)晴れ 凪
朝出てみるが釣れず。
ナガイソに庭の櫓などの海道具を片づけのため持って行く。浜本邸の前で小泉君とシンタロウ君に会う。
午後、櫂伝馬の踊り手の練習会。子供が10人ばかり来た。るるちゃんも来ていた。
5月5日(月) 曇 南風 夜中には大南風
凪なら釣りに出ようと思っていたが、風があるのでソーヅイにいってビワの袋掛け。今年の目標は600袋。この前とこの日で550袋くらい掛けた。後もう少しで目標達成である。午後4時過ぎに帰って、ハマチを狙って出る。
ヨボシでカモメが少し騒いでいるようなので、やってみるとすぐ釣れた。のぶちゃんに貰ったサガリは大きいのでゆるめることはほとんどなしで引っ張り上げたので、一時間くらいで3kg超級が10匹になったところでやめた。まだまだ釣れるのだが活かしておくのが限界なのである。
5月6日(火)晴れ 凪
朝便でヒロコおばさんと柳井行き。コウジ君所に焼き物などのお世話代替わりにハマチを一匹持って行く。
岩田に行った後、買い物などを済ます。
祝島に帰ると石丸君の所の初端午紅白餅が置いてあった。
ヨボシで鯛を狙うが小鯛一匹。
夕食はハマチの握り。
夜、ただとし君が来て話していく。
5月7日(水)晴れ 凪
ひいちゃんが二十日大根など持ってきてくれる。
来診が多く、忙しい一日だった。
夕方おらは学校の運動場を3kmくらいランニング。その間ヒロコおばさんは正門階段の草取り。かなりきれいになった。氏本さん、犬のマキとキャッチボール。山道の草刈りの話をする。10日にイワグチあたりをすることを決定。
5月8日(木)晴れ 凪
朝、掲示板に草刈りの募集の紙を貼る。6カ所掲示板がある。
イケマのハマチが死んだばかりの色でそれを上げる。もう一匹お裾分け用に上げる。
来診、平均より10人多め。連休明けで多い様である。
内山先生よりお酒と手紙が届く。3年担任で修学旅行の引率に行くと言うことである。
5月9日(金)曇 凪
病院に行く人を船に乗せる手伝いをとし坊さんとする。階段の坂道なので担架で運ぶのである。
守田さんに野菜をいただく。
来診平均より10人くらい多かった。連休明けの一山を越えたという感じある。
明日は雨なので草刈りは17日に延期にし、掲示のビラに延期を知らせる文字を書きに行く。
祝島の学校にもといた先生方の集まりが明日あり、遊漁をしたいという先生方の遊漁船も中止にする。波もありそうである。
5月10日(土)雨 北風
朝から冷たい雨風がある。
雨の中、ナガイソに生ゴミを持って行く。家の中の片づけをヒロコおばさん頑張る。庭や廊下が広くなる。
夕便で祝島小・中学校にいた先生方12人と昼便で2人合計14人やって来られた。おらが退職をきっかけに集まろうと言うことになったのである。しゅんすけ先生がいろいろお世話をしてくれた。嶋本先生夫妻、平野先生はお子さん連れである。子供さんは初来島である。
午後6時開宴である。ヒロコおばさん、はまやで手伝ってくれていた。
参加者 西寺先生、高尾先生、藤本先生、高松先生、谷林先生、中田先生、西本先生、藤井先生、平野先生、嶋本夫妻先生、山田先生、村田先生、旧姓田中先生、おらの15名。話が弾んだ。花束と記念品として包丁をいただいた。二次会は西寺邸。いろんな酒が出た。12時までいて帰る。
5月11日(日)曇のち晴 北風のち凪
朝便を見送る。藤井先生、嶋本夫妻先生、平野先生は昼便まで滞在。嶋本先生はアジ釣り。デンゴや少し大きめのが釣れていた。頭を落として持って帰る。
午後、ソウヅイに行き、ビワの袋掛け。今日100枚ばかり掛けて、これまでのと合わせて650枚くらい掛けたことになる。目標達成である。あと一日摘果ができたらいいのだがやれる日がない。
平さんの田植えが終わっていた。
帰ってみると、ヒロコおばさん、少しおかんむり。聞けば無理もない。
明日は診療所は休みである。おら達は午後医療事務用のパソコン研修の予定。
5月12日(月)晴れ 北風
柳井の善徳寺さんの所によって話をする。その後少し買い物をして昼食後、蒲井に向かう。パソコン研修。
夕便は蒲井から乗って帰る。新庄さんも乗っていた。しゅんすけさんのところへ行ったそうである。
夕飯の支度などをした後、二人でカタア道を途中まで歩く。1時間ウォーキング。
5月13日(火)曇のち晴 北風
雨の予報だったけど、夜中に少し降っただけで晴れ間ものぞいた。
朝、寒れい遮(マラソンの時用)やイカリを運ぶ。
診療所は予想通り多かった。50名近く来診。
夕方、仕事から帰って久しぶりのカヤック漕ぎ。40分程度。メガネ紛失。
浜にマンテマが咲いている。いつもの年より少ないようである。
夜、浜本だいき君からメールが来た。神舞のニュースが出たらしい。見るのを忘れていた。
5月14日(水)晴れ 凪
朝、灰をナガイソに持って行き、草刈りをする。行く途中、よし坊さんに会う。17日の草刈りを手伝うと言ってくれる。
夕方、ヒロコおばさんと一時間ほど山道をウォーキング。途中ウォーキング帰りのひさ坊さん・のりこさん夫婦に会う。
魚はタケノコと小鯛の煮付け。なかなか旨かった。
5月15日(木)晴れ 凪
朝、ナガイソに行って桜の木の枝が畑に伸びているのを切る。
今日初めてタカシ君所の赤ちゃんに初めて会った。かわいい。
良い天気でヒロコおばさんが布団を干た。
夕方の活動は休み。
大島の方のたけしげ先生から電話が入る。4月の末に祝島に地質調査に来られたらしい。
5月16日(金)晴れ 凪
長磯の草刈り機を大久保まで運ぶ。ちょうどタッチャンも一緒になり、タッチャンの小屋に入れさせて貰う。
仕事が終わって釣りに出るが釣れないで、波止でデンゴを南蛮漬け用に釣った。帰るとサトシ君から電話があったということで浜本邸に行く。そのうち敏坊さんも呼んで話が弾む。
5月17日(土)晴れ 凪
ヒロコおばさんは所用があり、朝便で出る。ユウベエも柳井に出るようである。
おらは大久保からシラサキまでの草刈りの日でそちらで作業をする。自治会長さんやよし坊さんや敏坊さん達10人余りが集まって、平さんの石垣までの草刈りをし、舗装道路から先の道がきれいになった。
昼便で出るつもりだったのに車の鍵が見つからないで間に合わず夕便にする。夕便までの間釣りに出るがチダイ2匹。
夕便で出て沖浦ダンディーズのギター練習。21時前に終了して、柳井に帰るとすぐ敏坊さんから電話が入る。新太郎さん達との飲み会が予定されていたのである。早速出かけて2時頃に柳井の吉本邸に新太郎さんと泊まりに行った。
5月18日(日)晴れ 凪のち南風
7時頃、すぐ近くのおらが借家に帰る。ヒロコおばさんとユウベエは起きていた。ごろっとした後ユウベエ、ヒロコおばさんと岩田に行く。
帰りにイズミに二人を降ろして、おらは沖浦に向かう。ダンディーズの西村さんが握り飯や豚汁を調達してくれる。予定より少し遅れて14時過ぎからダンディーズのギター部の出番だった。今年からけさひ太鼓の公演が始まって、沖浦ダンディーズの出演もあったのである。久しぶりの沖浦であった。沖中卒業生のナオキ君とエリカさんに出会った。
終わって柳井へ。ぎりぎり間に合う。
定期船で新太郎さんや敏坊さんと一緒になる。ツチダニさんからしめアジをいただく。夕方から大南風。
5月19日(月)曇のち雨 南風
夜中からずっと大南風。明けてから少し弱まるがまだ強い。
時化の予想で診療所に来る人が極端に少ない一日だった。
三牧先生からはがきが届く。しゅんすけ先生からも手紙と写真が届く。
5月20日(火)晴れ 西風
このところ朝にギターの練習をする日がある。今日もした。ヒロコおばさんは掃除機をかけたり、洗濯機を回したりしていた。
夕方、ヒロコおばさんと二人で山道を小一時間歩いた。ビワが少し色づいたのが出てきた。
浜栄さんからシメサバを沢山いただいた。豪勢な夕食だとふたりで晩酌をした。
5月21日(水)晴れ 西風のち凪
朝、大久保のタッチャンの小屋に置かしてもらっていた草刈り機をとりに行き、そのままシラサキからソウヅイの道を草刈りする。足を伸ばしておらが山の山椒を採ってくる。
診療所は10人程度多め。午後が忙しい時間が続いた。予想通りではあった。
国広さん(政宝丸)でタマネギを貰った。ひいちゃんには大根を貰う。
夕方帰ると浜栄さんからシメサバが連日で置かれてあった。
ヒロコおばさん、哲ぼんさん&みっちさんから送られてきたメロンをあちこちに持って行っていた。
久しぶりに学校の運動場をヒロコおばさんと約30分ウォーク&ラン。
5月22日(木)晴れ 凪
朝ナガイソに行く。
診療所40人近くの来診。
夕方タカトオに行ってヨセを切る。
5月23日(金)晴れ 凪
朝ソーヅイにいく。明日は雨模様らしいのでビワの摘果をしておく。タッチャンに会うと芋の苗をあげようと言ってくれる。良い新しい種類のがあるらしい。町の方からも依頼があるということだ。
5月24日(土)曇りのち雨 凪
松の種が少し出てきたのでナガイソに行きまいておく。ついでにモモ、梨、枇杷、プルーンにそれぞれ2〜3つ袋を掛ける。梨に一杯実が付き、西条柿に花芽が沢山出ている。今年の木村果樹園は豊作の予感がする。ミカンは聞くところに寄ると裏年だそうである。
昼前にタッチャンが芋づるを持ってきてくれる。芋づるはいろいろ引く手あまたのようなのにきれいなツルを持ってきてくれる。
11時前にウヤシマにいくが、釣れそうにないのでそのまま五月丸で柳井に買い出しに行く。スイカ、瓜、トマト、オクラ、ゴーヤなどの苗を一本ずつと枝豆の種を買う。アパートから酒類、杖などとギターを持って帰る。昼前から雨模様で昼過ぎから本格的に降り続ける。
夕方、釣りに出るが釣れない。
5月25日(日)霧のち晴 東風のち凪のち西風
朝、マルアジ狙いで小祝島を通りかかると霧が濃く、カモメが騒ぎ、ハマチが湧いているのでヒコーキを漕ぐ。ハマチが釣れていたがタマデすくい損ねて逃がしてしまう。2匹目も同様に逃がす。霧が晴れたので出てみるが、釣り場所が見つからず、釣れないまま帰ろうと走っていると、お日様が出て、漁船のガラスが光っているのが見え、行ってみるとマルアジかポツポツという以上に釣れ、20匹余りとタチが一匹釣れたところで帰る。昼前に家に到着。
昼食後、ソーヅイに行き、枇杷の木に巻き付いた葛を切り、袋も少し掛ける。700は越えた。
夕食はタチとアジの刺身で二人でそれなりのゼイタク気分。
5月26日(月)晴れ 凪
朝、タカトオに行き、芋づるを30本植える。土が固くなっていた。終わった後ナガイソに行き、スイカの苗などを植える。
夕方30分ランニング。ヒロコおばさんも15分くらい走り、あとウォーキング。
ひいちゃんからツワの煮付けを貰う。肴はしめアジ2匹。
5月27日(火)晴れ 凪
朝、ナガイソに行き、畑をうって小さい1袋分の枝豆を植える。スイカと瓜に新聞紙で囲いをする。
夕方、タカトオに行き、草刈り機で草を刈る。芋づるが乾燥している。あお草をかけるよう言われていたのだが量が少なかったようである。
5月28日(水)晴のち曇り夜に雨 凪のち南風
朝、山下さんからソラマメを貰う。橋本さんから枇杷を貰う。
肴はソラマメとしめアジ。
中原さんちの枇杷のプラカードを作る。プロデューサーはタミちゃんである。
5月29日(木)夜中雨、曇りのち晴 凪
岡部電気にケーブルテレビの申し込み。帰りに枇杷の箱などを買いに農協に寄る。
夕方タカトオに行き、草を刈る。畑の刈った草を片づけたり、石垣の草をとる。石垣が何坪かヌードになった。その後、タダトシ君から聞いていた、ノドキの手前の道に倒れ掛かっている木というのを見に行き、ついでに切っておいた。杉の木だった。
5月30日(金)曇りのち晴れ夜遅くから雨 凪のち南風
朝、イワグチの中原さんちの枇杷の木にいき、作っておいたプラカードをぶら下げる。ついでにソウヅイに行き、枇杷の熟れ具合を見る。まだ熟れていない。一本だけ以前接ぎ木をした木がナガサキだろうか熟れ掛けている。平さんのところのアマリリスが咲いていた。
久しぶりにまつやのちいちゃんに会う。
夕方五月丸に出て残っていたマルアジを上げる。波止でタッチャンに会う。ヨボシにまだハマチがいるそうである。
肴はマルアジ。久しぶりにホームページを更新する。
夜に文彦君から電話がある。明日祝島に女性と二人連れでやってくるという嬉しい電話である。
5月31日(土)晴れ 西風のち凪
夜中には強い西風が吹き、雨も降ったが朝には上がり西風も弱まった。
釣り道具を持って五月丸に行く途中、江本の大工小屋に寄って話を聞く。鯛やハマチが時々釣れるそうである。大きいおもりを二つ貰う。ハマチ漕ぎ用のとマルアジ用のである。その後ヨボシに出る。まだ潮が行かないのでカミカドまで行ってみる。釣れないのでコージロにいく。チダイが4。その後翁でチダイが5とアジが3。少ないが久しぶりのチダイや平アジの気がする。
夕方近くに帰る。夕便で文彦君達二人がやってきたようである。夜、くにひろに行って話をする。一緒に来られた女性とをまじえて話をしていると行動は荒っぽく見えることの多い文彦君が実は繊細な心の持ち主でもあることが見える。でもよく笑った。