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施工事例

ハイブリッドソーラーハウスってなあに?


構造やしくみを聞くとちょっぴり難しく思えてしまいますよね。
ここでは実際に住むことでのメリット、住み心地に
焦点をあててみてみたいと思います。
その他にも、お客様が疑問に思ったことは何でも率直にお聞きくださいね。

~ソーラーハウスってなんだろな?~

Q.冬の日光で本当に暖房ができますか?

A.
太陽コネクターは、太陽からのふく射熱を受け止めてエネルギーを得ています。
従って影響するのは、いかに空が青く澄んでいるかということと、快晴時間がいくらあるかということです。          

Q.国から補助金が貰えるって本当ですか?

A.
チリウヒーター製品のハイブリッドソーラーハウス、シルクライン床暖房+ソーラー給湯システム、
またはソーラー給湯システム(*大型物件のみ)は、国の補助金の対象商品です。
戸建住宅、大型物件それぞれ条
件が異なりますので、コチラをご参照ください。
またご不明点や具体的条件は、お気
軽にお問合せください。

。          

Q.空気集熱方式のソーラーハウスや、太陽光発電との違いは?

A.
空気集熱方式とは、屋根面のコレクターなどで空気を暖め、ファンの力で床下へ通し室内へ吹き出す方式です。
問題点の第一は、液体に比べて同体積あたり3000分の1しか熱を運べないため集熱効率が悪く、さらにコンクリートなどの蓄熱体への伝達効果が少ないことです。この結果、、日が沈んでから翌朝にかけて、もっとも暖房が必要な時間帯の暖房効果があまり期待できません。
問題点の第二は、ダクトや色々な箇所を通過した空気が化学物質やホコリに汚染される危険があることです。問題点の第三は、暖かい空気は上昇するため、室内の上下温度にムラが出ることと、吹き出し直下と部屋の端での水平方向での温度ムラが発生しやすいことです。太陽光発電については、生み出される電気エネルギーが何にでも使用できるという質の高さは注目に値しますが、太陽エネルギーから取り出すエネルギー量がハイブリッドソーラーハウスと比較して3~4分の1と効率が悪く暖房や給湯を目的とする場合には不利といえます。電力ならではの用途を考え、使い分ける工夫が必要です。        


Q.2階も暖かくなりますか?

A.
コンクリート蓄熱層からのふく射熱により建物全体が暖められることで2階も暖かくなります。
上下層の温度差をできるだけなくすためには、十分な断熱工事を施すことと、熱損失の少ない総2階構造、そしてリビングに吹き抜けのある間取りがベストです。
天候が悪く蓄熱温度の下限レベルが続くときなどは、補助暖房(エアコンなど)を使用されてる場合もあります。          


Q.太陽熱コレクターのガラスの汚れが心配ですが?

A.
雨で汚れが流れますので、通常の天窓と同じく日常的なクリーニングの必要はありません。しかし新設後の美しさを保つことは不可能ですから、あらかじめ汚れによる日射取得量の低下を5%程度見込んであります。          

Q.雪で太陽熱コレクターが覆われたときはどうしますか?

A.
ハイブリッドソーラーハウスの基本設計は冬の日差しを考慮して屋根の勾配がきつくなっています。
従って、コレクター表面のガラス部分に雪が大量に積もる前に滑り落ちてしまうのが一般的です。
それでも雪が集熱ガラスを覆った場合は、熱培液を補助熱源装置で暖め、屋根面への運転を行うことで強制的に融雪させる事が可能です。          

Q.床下の配管は水垢などで詰まったりしませんか?

A.
水垢については、鉄製の水道管などでサビが発生して起きる現象で、樹脂製のパイプでは科学的に発生の可能性はありません。また、熱媒液は密閉された回路を循環するだけですから、外部から異物が入る恐れがなく、目づまりの心配もありません。          

Q.カビやダニが繁殖しにくいって本当?

A.
カビやダニが発生する大きな原因のひとつに結露があげられます。
通常の暖房の家では暖房を切る夜間から朝にかけて空気中の水分が家のあちこちで結露し、カビやダニの発生を促進しています。
ハイブリッドソーラーハウスは、24時間家全体を暖めていますから、結露の原因となる冷たい場所がありません。この結果、カビやダニの発生が極端に少ないことが実証されています。          

Q.低温やけどの心配がありませんか?

A.
一般的な床暖房(電気や温水方式)の場合、スイッチを入れてから暖かくなるまでの立ち上がり時間を短くしたいため、床板裏面の熱源温度は50度以上の高温になります。床を覆うものがない状態ですと、この熱は室内へ向かって放出されますから床表面温度は30度程度を維持します。
ところが床の表面に長時間寝そべって放熱を押さえ込んでしまうと接触面の温度は床下の熱源温度に近づきます。低音やけどを起こすのはこのような現象です。
ハイブリッドソーラーハウスは、立ち上がり時間の不要な蓄熱方式ですから床下の蓄熱温度は30度から35度程度と低温なのが特徴です。床面でいくら寝そべっていても低音やけどの心配はありません。          

Q.部屋が適温なら床暖房は不要なんじゃないの?

A.
「しっかり断熱してあるし、木の床なんだから床暖房なんていらないよ!」
この話は断熱に詳しい建築業者の方からもよく聞かされます。
しかし、室内で靴を履く欧米人とは異なり、素足文化の日本人は足元から冷えるのです。
住まいと健康の研究やTV出演で有名な福岡大学の須貝教授は、「冷えた床に足が接するとヒヤッとした感じが体全体に走り、高齢者ほど血圧が急激に上昇して脳卒中の危険が増えます」と指摘した上で、「床暖房は快適!なんて説明するから『贅沢だ』と敬遠される。命を守る必須の設備です、と説明するべきです」と提唱されています。  
空気を暖めるストーブやエアコンなどは、部屋の上部は暑いほどになるのに、足元はなかなか暖まりません。床暖房は空気を暖めるのではなく、ふく射熱によって人体を直接暖める方式ですから、部屋の上下温度の差はほとんどありません。リビングに大きな吹き抜けをつくるなら床暖房といわれるのはこのためです。

がんと並んで多くの飛本陣の死亡原因となっているのが脳卒中です。
脳卒中の最大の敵は寒さで、冷え切った廊下やトイレでのヒートショックのために血圧が急上昇し、脳卒中で倒れるケースが大半です。足首には血圧を左右する温度センサー(神経)が集中しているといわれ、床面温度を適温に保つ事が重要になっています。これからの住まいは段差をなくすバイアフリーだけでなく、温度差のバリアも解消する時代です。
頭寒足熱は、健康の基本。
いえ、長寿の基本なのです。        

Q.断熱がよければ暖房だっていらないよね?

A.
「断熱をしっかりした家は暖房費が少なくなる」さらには「暖房しなくても暖かい」という誤解があります。
しかし、高断熱住宅でもちゃんとした暖房(家の中で脳卒中で倒れないような欧米の家並みの温度維持)をしようとすると、エネルギー消費は2倍以上に増えてしまうのです。
この理由は以前の暖房が貧弱すぎるからです。
従来の家と比べればずいぶんマシになったとはいえ、冬になれば家の中は「さみしく、薄ら寒い暮らし」のままです。この結果、いつも体が少し冷えた状態(低体温)となり、お風呂で十分に温まって寝るという習慣があたりまえになっています。そして無理に長湯をして浴槽内で意識を失い溺死にいたるような高齢者の入浴死は年間に1万4千人(転倒事故死の10倍)にものぼり、世界でダントツに溺死者の多い国(WHO調べ)になっています。
燃費の心配のない太陽熱暖房が目指すのは、贅沢を求めるのではなく、このよう高齢者に、厳しい貧弱な暖房の改善が目的なのです。          

Q.空気を暖めるのが暖房なんじゃないの?

A.
温度計を見て「いま暖房は何℃です」といいますが、実際の体感温度は温度計ではわかりません。室温にMRT(室内表面温度の平均)温度を足して2で割った温度なのです。

体感温度=(室温+壁や天井の輻射温度)÷2

空気の温度が26℃の家よりも、隣の空気温度18℃の家のほうが2℃も体感温度が暖かいことが分かります。

空気ではなく、MRTを高めることが本当の暖房なんですよね。
MRT(壁や天井の輻射温度)を高めるには、1、断熱をしっかりする 2、暖房を持続する
この2点が必要。日本の家が寒いのはMRTが高くなる前に暖房を切ってしまうからです。
この原因は燃費が気になるからですが、太陽を主要な熱源とするハイブリッドソーラーハウスはこの心配をなくし、24時間(蓄熱)暖房によって適切なMRTを維持できます。
また、MRTが低いと耐熱は皮膚表面ではなく、筋肉や血液から冷輻射で直接失われます。
「体の芯から冷える」というのは抽象的な表現ではなく、本当にあることで、日本家屋での冷え方の特徴です。


冷輻射によるからだの冷えは回復に要する時間が長くかかり、とても危険です。高齢者の神経痛、高血圧などの健康障害や、女性の冷え性などの原因になります。
さらに「体の芯まで暖めないと眠れない」という恐怖心が入浴事故につながっています。

従来の暖房 (空気温度26℃+MRT8℃)÷2=体感温度17℃
ハイブリッドソーラーハウス (空気温度18℃+MRT20℃)÷2=体感温度19℃

MRTが低いと・・・

・皮膚表面だけでなく、筋肉や血管からも熱が輻射(赤外線放射)で直接失われる
・室温(空気温度)が高くても、皮膚および体温を低下させる
・輻射による体の冷えは、回復に要する時間が長くかかる
                           ~WHOヨーロッパ支局健康住宅ガイドライン~

Q.ハイブリッドソーラーハウスにより削減できるCO2の量は?

A.
北関東地区で12枚の太陽熱コレクターを設置したハイブリッドソーラーハウスの場合、年間約1000ℓの灯油を節約できます。灯油1ℓを消費した際のCO2排出量は、2,53kgですから、年間で約2,53トンものCO2排出量を削減できることになります。          


○参考文献「ソーラーハウスをつくろう」「ちょっと待って、そのエコライフ/エコライフのウソとホント」
STOP!オール電化」「家づくりで失敗しない5つの法則」

*もっと詳しく知りたい方は、弊社までご連絡ください。
資料請求は無料で行っております。
大切な住まいづくりのために、どうぞお役立てください。

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