おらが夏休み2002年 7/20〜7/31 8/1〜 8/11〜 8/21〜

7月31日(水)晴れ
 朝のランニングを見に出る。今年最高タイの7人が走る。
 午前中マラソン用距離表示板を作る。去年の板にペンキを吹き付ける。リョウキチが手伝う。宗ちゃんもやってきて見物。
 午後はタイを漁協に持って行き、その後リョウキチ達の東の浜の海遊びを見に行き、1.6km位泳ぐ。
 夕方、カミカドに釣りに行き、小さいハマチ1匹。

漁協に持って
いった鯛。
合わせて3.4kg

東の浜の子供達
夕暮れの祝島

おらが夏休み7月終了。

「この夏に 海と山とに 親しんで 島の匂いを 身にぞつけなむ」


7月30日(火)晴れ
 子供の朝のランニングを見て、スズキが海辺に寄っていないか見るが姿がなかった。
 東の浜の日よけ場を敏坊さん達と設置。その後三浦にカヤックをとりに行く。「島ん学校」が無事終了したようだ。
 不老長寿マラソンの弁当と石豆腐の注文に浜本さん所に行って、フライなどご馳走になる。そのまま山道の草刈りに行く。三浦の上の方あらまし終了。イタジイの写真を撮る。ヒグラシが鳴いていた。

←昔の人は、こんな木でカヤックを作っていたかも知れない。
おらが知っている中で、祝島で一番大きいイタジイの木。
根っこが独特。7月25日のより上手く撮れました。

 午後、マラソンの宿泊者について裕オバサンと打ち合わせをする。少しキャンセルなどあり、修正が必要になる。宿泊所になる「老人憩いの家」を下見。12畳が2間。15人の方に寝てもらうようになるだろう、とか裕オバサンと話す。その後釣りに出る。夕方からアカイカを狙うが、さっぱり気配なし。

ウヤシマに向けて。 コウジロと入道雲

「常緑の 林の中の 落ち着きの 深さの中に 大樹の立つ」


7月29日(月)晴れ 海はモヤが掛かっていた。
 昼便で帰ってきた。午後ゆっくりして釣りに出る。鯛3匹とチダイ2匹と小さいアジを20匹位釣る。鯛は1sくらいのが一ついた。
 秀人君、マラソン大会で使う紙コップ類容器の購入などに付いて打ち合わせに来る。祝島ネット21の会報も完成したと夜持ってくる。秀人君なかなか忙しい。
 おらもマラソン大会の参加者へのゼッケン等交換券の郵送完了。

モヤの中を行く船 夕焼け

「夏モヤの 中をいく船 絵のごとく 遠い旅路へ 瀬戸内を出ず」


7月28日(日)晴れ
 リョウキチと朝便で出る。リョウキチはユウベエの所まで一人旅。おらは室津で下船して熊毛郡体育大会陸上の部に参加。表彰係で、初めて表彰状に筆ペンで書く。
 初めてに加えて、7時過ぎに会場に着いてテントなどを立てる手伝いをしたので、昼まで筆が振るえて書いた字も相当ジグザグであった。50歳代3000mと50歳代走り幅跳びに出場もした。3000メートルはよれよれダントツビリでタイムもわからない。(推定14分00秒) 走り幅跳びは4m41cmで1位だった。自分で書いた賞状をもらった。
 俊坊とユカちゃんも出場した。俊坊は100m走12秒7。ユカちゃんは100m走14秒台、走り幅跳び4m00cmで両方とも1位だった。二人はおらを待つために最後の片づけまでしてくれた。
 夕方、3人でビヤガーデンに行って生ビールを飲んだ。泊まりはユウベエの所。裕オバサン、ナゴジロー、リョウキチは祝島に帰っていた。

「長島の 夏の盛りに 汗をかき 柳井の夕陽を 肴に一杯」


7月27日(土)曇り
 朝、五月丸を東の波止に回す。台風は大丈夫のようである。
 涼は泳ぎに行き、おらはマラソン関係の事務をしたり、ソウズイに散歩に行ったりして過ごす。
 裕オバサンとナゴジローは柳井のユウベエの所に行った。
 午後はウヤシマのカミカドに釣りに行って、鯛を5匹釣った。ウヤシマではミンミンゼミが鳴いていた。

白崎の稲 いい形の鯛。色も良かった。

「祝島 中腹の田に 稲の花 石垣に抱かれ 豊かに咲く」 


7月26日(金)曇り
 パソコン研修の一日。おかげで、おらがホームページが1ページ増えた。「祝島の練り塀」である。
 マラソン大会の参加に対する受け付け事務(ゼッケン番号引換券の郵送)もした。

おらが家の横の道。
上に見えるのが学校の
体育館
干してあるのはアズキ。
今年は不作と言うことである。
雨の降る時期が例年とちが
った為と言うこと。

「あいご道 黒猫の歩く 練り塀に 隠れごをして 遠き昔は」


7月25日(木)曇り時々雨
 朝のランニングにマサノリ君が出ている。裕オバサンも少し走った。
 北波がある。台風9号が四国の南側を西に向かっている。祝島は大丈夫である。
 秀人君とマラソン大会の打ち合わせをする。ゼッケンやTシャツの注文数等について。
 午前中から午後にかけて三浦の上の方のイタジイの木を観察に行く。ここのイタジイが今のところ一番大きい。ここはちょっとした照葉樹林風の所である。暗いのでデジタルカメラでなかなかうまく撮れない。ついでに山道の草刈りをする。

イタジイ イタジイの根っこ部分

 夕方、3000m走る。14分02秒。今期最高記録である。
 念のため、五月丸の係留をきちんとし直す。
 夜はマラソン参加者への受付書類の送付準備をする。封筒が半数しかない。

「道端の 山の草木の 勢い良さに 押されて林の 静けさに入る」


7月24日(水)晴れ
 子供達の朝のランニングに出てみる。美和ちゃんが走っていた。帰り道、練り塀の写真を撮る。
 秀人君がやってきて、祝島不老長寿マラソン大会の打ち合わせをする。今年は都合により、旅館の宿泊人数が少ないので、その面で大変であるが、参加者人数は昨年を上回りそうである。素泊まりの方の朝食を祝島の人たちで作ってくれることになった。
 午前中の引き潮にカミカドの魚の状況を調べに行く。ヤズ、チダイ、ヒラアジ、丸アジを確認。
 リョウキチ達は東の浜で海遊びを楽しんだよう、おらが波止の中に船(五月丸)を入れたとき自転車で家に帰るリョウキチの姿が見えた。
 午後磯(ヨボシ)に行って状況を見る。アビキ(うねり)が少しあるが、思ったほどではない。ウニを採る。まだホンダワラ類の長いのがヨボシの瀬の人家側に残っている所がある。

赤ウニ

 夕方五月丸を中の波止に回す。台風9号避け。
 走り幅跳びをやってみる。4m少ししか跳べない。

「荒磯の 岩間に潜む 赤ウニを とりて夕餉の 糧に話に」


7月23日(火)晴れ
 子供達の朝のランニングに出て、少しかけ足をする。駐在のお兄さんも出てくれている。子供達は3人走る。
 午前中、仕事場周辺のツツジや貝塚イブキの伸びすぎた枝を切ったりした後、3000m走る。15分00秒。
 氏本の長ちゃんからメールが来ている。長ちゃんはおらが近所で育って、今北海道に行って大きな牧場の牧場長をしている。40年くらい会っていないはずである。祝島出身で北海道で素晴らしく頑張っているようである。

長ちゃんからのメールに添付されていた写真。宗谷岬の牧場。

 子供達の午前中、リョウキチは友達の宗ちゃん達が帰省して、遊びに誘われて出ている。ナゴジロウは夏休み帳を見たりテレビを見たりしている。
 午後は子供達と磯に行く。セトガイを焼いて食べる。子供達は磯で楽しそうに遊ぶ。レイ君、宗ちゃん、リョウキチの3人。

 夕方アカイカを狙ってウヤシマのカミカドで暗くなるまでやってみるが一つも掛からなかった。

夕日と祝島 皇座山と夕日に照らされる雲 祝島の灯り

「何処より 流れ寄る木を 焚き火にし セトガイを焼いて 子供と食べる」
 


7月22日(月)晴れ
 真夏日。朝便で義兄さん和歌山に帰る。みんなで見送った後、子供達は朝のランニング2km。総勢7人。
 午前中、ノシラン、コヤプラン、コッコー、コオニユリ、アコウの写真を撮りに行きついでに山道の草刈りをする。
 昼から磯の観察に行き、セトガイを10個足らずとタコをヨボシで採集する。
 磯から帰ってから秀人君と裕オバサンとで祝島不老長寿マラソン大会の事についてあれこれ打ち合わせをする。
昨日秀人君は三浦湾でスナメリが小魚を追って泳ぎ回るのを見たそうである。
 夕方、1000m水泳。

エソの身をすり身にして葉っぱで挟んで焼きました。

「小魚の その魚なりの 味がして 夏の心地の ちびっと深まる」 


7月21日(日)晴れ
 完全な夏空。仕事場の草刈りをして、3000m走ってみる。14分46秒。
 昼から三浦〜北野をトラックで回る。コッコーやノシランを見る。その後ヨボシに出てみるが、昨日ほどアジが釣れない。チダイ3匹とアジ10匹くらいとエソ1匹。
 天気予報を見ると南の方に台風が並んでいる。
 そうそう、今日リョウキチとロシアの短編アニメ「老人と海」を見る。「老人と海」はおらが夏休みの愛読書である。リョウキチも読みかけの本だ。

エソ 
船の後ろを時々飛びます。

宵に裕オバサンの実家に行って昔話を聞いてほろ酔い機嫌で一首。

「祝島 水打ち際の 後先に 山の囁き 海のさざ波」


7月20日(土)曇り時々雨
 海の日。祝島は7:00から海岸清掃の日。裕オバサンがこうろくに出て、おらは仕事場周辺の除草作業を昼前までやる。
 家に帰ってみるとユウベエが柳井から帰ってきてくつろいでいる。
 昼から、一週間前に台風に備えて中の波止に避難していた五月丸を出す。その時裕オバサンの兄さん(おらの義兄さん)と一緒にヨボシに釣りに出る。
 義兄さんいい形の鯛を2匹釣る。小さいアジが良く釣れる。チダイも数匹混じる。
 夕方、東の波止からヨボシの前の瀬まで往復1000m位泳ぐ。ユウベエ東の波止でジョギング。リョウキチもつきあいで走ったよう。ナゴジロウもやってくる。


リョウキチ撮影
初の水泳の写真

「梅雨空の 北に流れて 青空に 名残の雲の 島の夕暮れ」


おらが作品集トップに戻る 祝島物語トップに戻る  トップに戻る