竹原市社会福祉協議会(以下「市社協」という)は、昭和36年6月に任意団体として設立されました。昭和49年5月には、社会福祉法人となり、地域福祉の拠点として、市行政と緊密な連携のなかで、市民の皆様の理解と協力に支えられて、さまざまな福祉事業を展開しています。
地域福祉は、高齢者・障害者・児童という枠組みで捉えるのではなく、すべての人が、地域住民として、一人ひとりの生活を大切にしながら、お互いが声をかけあい、助け合い、支えあうことを目的としています。
その活動は、金銭の給付やサービスのように直ちにかたちとなって表れるものではなく、地域一人一人のあたたかいこころが寄せ集まり、地道な自発的活動によって成り立っています。
市内では、全地域を対象にした19地区社会福祉協議会活動、手話、点字、朗読などの技術ボランティア活動や、地域ボランティア活動により支えられ、その地域の器にあったものを築きあげて、創っていく役割を市社協が担っています。