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SINCE 2003

超阿古谷血統HEADLINE

極太の阿古谷産として2003年ごろ一世を風靡した国産極太オオクワガタです。

この血統はとにかく大腮が太く極太で大型化する個体が多く出現します、私は長く国産オオクワガタを飼育しており、
佐賀産以外で体格が良い個体を見たことがありませんでした、手のひらに乗せると重量感があり厚み丸みを感じます。
私はこの血統を平成15年5月に知人から頂きました、当時雑誌に紹介されましたが、マニアが手放さず入手困難でした。
オリジナルの超阿古谷血統にはA〜Eがあり中でもA.B.Eがおもに飼育されています、中にはSGなどオリジナル
とは別の名前を付けた血統も多く存在します、AKO血統と超阿古谷血統の違いは大腮が外へ張り出さないことです。
極太率は他の極太血統より高く極太血統安定(固定)の秘訣は種親にする雌親がキーポイントとなり厳選が必要です。
超阿古谷血統の蛹です、大腮基部があまりにも太い為、蛹の大腮先端が開いており衝撃的です。

兵庫県猪名川町上阿古谷産 オオクワガタ(超阿古谷血統A)


兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長70mm(超阿古谷A血統)
累代:F3(H16年su作出)chouako.A Line-F3-MS01
この超阿古血統は(2003年)平成15年5月に初令幼虫で4頭ほど知人から入手致しました。
超阿古谷血統の特徴である中歯系で内歯は上を向いていて太く大腮に厚みもあり迫力ります。残念ながらもう1頭の雄はかなり太く羽化不全で☆に、サイズは次世代に期待したいです。

兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長48.6mm(超阿古谷A血統)
累代:F3(H16年su作出)chouako.A Line-F3-MS04
雌の特徴を探すのは難しいのですが、大腮の太さとお尻の丸み前胸の形状と体格の良さが、
超阿古谷血統の特徴のような気がします、上記の雄と交配させて次世代で極太を狙います。

上記の個体を種親にして立派な超阿古谷血統の作出を18年度の目標にしています。
 兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長73mm(超阿古谷A血統)
累代:F4(H18年su作出)chouako.A Line-F4-MS01
   
   
 上記の種親を更にグレードアップした、極太個体に仕上がりました。
内歯がより上を向いていて、大腮の厚さには本当に驚かされます。
私の血統は他の個体と異なり、特に大腮の先端が深く湾曲しています。
 兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長68o(超阿古谷A血統)
累代:F4(H18年su作出)chouako.A Line-F4-MS02
   
   
 小型ながら大腮は太く厚く内歯はより上を向き迫力があります。
体は厚く大腮基部は太くお尻は小さくバランスも良い個体です。
大腮先端が他の通常超阿古谷血統と同じより直線的な形状です。
 兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長69o(超阿古谷A血統)
累代:F4(H18年su作出)chouako.A Line-F4-MS03
   
   
 少し小型ですがすべてが太く非常に迫力があります。
大腮の先端が湾曲して短く内歯もそこそこ太い個体です。
兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長73o(超阿古谷A血統)
累代:F5(H20年su作出)chouako.A Line-F4-MS04
   
   
 この個体は大腮基部幅6.0mmで同腹兄弟の中では特に太く非常に迫力があります。
欠点としては他の兄弟良形極太個体にくらべ若干ですが大腮に厚みがない事です。
上記の個体を種親にして20年度に更なる進化を超阿古谷血統にあたえたいと思います。
 兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長76.8o(超阿古谷A血統)
累代:F5(H20年su作出)chouako.A Line-F5-MS008
   
   
 今回の累代F5兄弟に関して極太の確率は良くありませんでした、その分爆発的な超阿古血統が羽化し、
とりあえず満足な仕上がりです、内歯が太く上を向く傾向は維持したまま頭幅や厚みがUPしました。
私が羽化させた超阿古谷血統のなかでは頭幅及び大腮基部幅バランス等が特に良い個体になります。
手に乗せるとワイドボディーのせいか重量感があり、欠点の見つからない個体に大満足しております。
全長(76.8mm)、頭幅(27.2mm)、前胸(27.5mm)、大腮基部(6.4mm)、顎厚(4.0mmUP)
 兵庫県猪名川町上阿古谷産 体長76.5o(超阿古谷AE血統)
累代:F5(H18年su作出)chouako.AE Line-F5-CBMS001
   
   
 特に目立った特徴して大腮先端の深い湾曲です、今まで羽化した超阿古の中では湾曲が一番きつい個体です。
太い内歯が天を指すフォルムを維持した状態で、大腮の形状は今までの超阿古血統とは別物に進化しました。
全長(76.5mm)、頭幅(26.6mm)、前胸(27.8mm)、大腮基部(5.8mm)、顎厚(4.1mmUP)

私の飼育する超阿古谷血統は大型化しにくい傾向にあり打開を前提にE血統とのアウトペアリングを行いました。
今回入手使用した純血超阿古谷E血統の形状は当方のA血統とは違い大腮が長く極太美形の大型血統と成ります。
アウトブリードの結果は大型化とは至りませんでしたが極太で頭幅がありインパクトの有る個体が羽化しました。
また次世代22年度は超阿古谷A血統76.8mmF5を使用してインラインで複数の雌との交配を予定しております。
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