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SINCE 2003

WILD  -野生自然界に生息する天然オオクワガタの樹液採集-COMPANY

 主に野生に生息するオオクワガタが、活動する時季は私の採集経験上から、春から夏の5月末から9月末と推定されます、時刻は夕方から深夜にかけて、住居とするウロ(洞)または樹皮などの安全な住み家から、樹液を求め近くの餌場に移動します、性格が慎重で動作が敏感なオオクワガタは、まず最初に大腮の先端をウロ(洞)から少しだけのぞかせ、暗闇の中臆病なしぐさでそっと安全を確認し、甘い匂いのする樹液が滴る餌場へ移動するのです、この時まれに雄と雌が同じウロ(洞)に仲良く同居していることもありますが、私がオオクワガタを採集した経験上多くは雄単独でウロ(洞)の中に生息している場合が圧倒的です、そのような環境下でオオクワガタの雌を採集するのは非常に困難だと思われます、オオクワガタを採集するには知識と技能と根気が必要です、それでは当サイトを閲覧して頂いた方々へ私が苦労して自己採集した、天然(wild)オオクワガタの大変貴重な画像をお楽しみ下さい。
 

WILD オオクワガタ Size-39.8mm
【熊本県菊池郡N町】wild-MS-KN02

このWILD個体はクヌギの発生木と思われるナマ木の高さ4m箇所にあるウロの入り口で頭を出していました。そのクヌギをよく観察すると、朽ちた太い枝から新成虫の出た痕跡が数箇所見られました。
Day-平成15.5.17 (2003年)
Time-PM20:40




WILD オオクワガタ Size-35.4mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK03

このWILD個体はクヌギの高さ約3m箇所で美味しそうに樹液を吸っていました。採集しようとしたところ、ちょろちょろと動きまわり自分の住み家のウロに逃げ込もうとしました、小さくても貴重な天然WILDオオクワガタです。
Day-平成15.5.24 (2003年)
Time-PM21:20




WILD オオクワガタ Size-71.1mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK04

このWILD個体はクヌギの幹が台風で折れた後に、ウロが深いV字型の割れ目になり、奥がフレーク状なった箇所にいました。台風で折れないかぎり採集不可能な安全な深いウロでした!力は強く約1時間でやっと出てきましたが、何回越冬したのか?体重はすぐ死んでしまいそうなくらい軽い個体でした、おそらく多くの雌と交尾したのでしょう(高さ約4.5m)
Day-平成15.6.3 (2003年)
Time-PM22:00





WILD オオクワガタ Size-56.4mm
【熊本県菊池郡N町】wild-MS-KN05

このWILD個体はクヌギの太い枝と枝が重なりウロ状になった隙間の高さ2.5m箇所にいました。ウロではないため、奥には逃げられません、今まで行なった熊本産天然オオクワガタ採集の中では、もっとも容易な採集と成りました。大腮が中歯系で格好の良い個体ですが、残念なことに一度も交尾に使わずに死んでしまいました。
Day-平成15.7.11 (2003年)
Time-PM21:30





WILD オオクワガタ Size-31.8mm
【熊本県菊池郡N町】wild-MS-KN06

このWILD個体はまっすぐに伸びた枝の少ないクヌギの発生木と思われる高さ7m箇所のウロにいました。熊本県のフィールド下において高所における天然オオクワガタ採集は頻繁におこります。何日も目撃したのですが高所の為なかなか採集する気になれませんでした、雄雌つがいでいましたが、この日は先に雌のみを採集しました。
Day-平成15.7.17 (2003年)
Time-PM21:40




WILD オオクワガタ Size-48.2mm
【熊本県菊池郡N町】wild-SM-KN00

翌日その事を友人である、採集名人Mさんに話すと、残した雄を一緒に採りに行くことになりました、この日は台風が接近しており強風の中時間をかけながら、深いウロから無事に雄48.2mmを採集することに成功しました、(この個体は上記の雌31.8mmと同じウロに仲良く同居していました。)
Day-平成15.7.18 (2003年)
Time-PM20:00



【熊本県菊池郡N町】wild-MS-KN07
WILD オオクワガタ Size-37.7mm

このWILD個体はクヌギの高さ3m箇所のウロにいました。このクヌギのウロからオオクワを採集した事がなかった為、完全にヒラタだと思いこみ乱暴に引きずり出すと、なんとオオクワ雄でした!すぐそばには大きなカブトムシがいました。
Day-平成15.8.5 (2003年)
Time-PM21:00






【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK08
WILD オオクワガタ Size-42.2mm

このWILD個体はクヌギの高さ約2m箇所でぽ~と・・とまっていました!とても簡単な採集ですが、これが春先に良くあるわたりと言われる行動なのです。
Day-平成16.5.7 (2004年)
Time-PM22:10




WILD オオクワガタ Size-49.8mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK09

このWILD個体は太く大きなクヌギで高さ約3m箇所ウロの入り口で顏を出していました。かなり苦戦しましたが、なんとか採集できました。左後ろのフ節がありません、ダニだらけで汚れていましたからおそらく越冬個体だと思います。
Day-平成16.5.30 (2004年)
Time-PM23:15




WILD オオクワガタ Size-29.6mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK10

このWILD個体はクヌギの高さ約5m箇所で、樹液を吸っていました。木に登った瞬間にオオクワガが、木から落下してしまい、探す為に落ち葉を一枚ずつはぐりのける作業で、1時間近く探しまわった・・苦労の採集となりました、かなり小さい雄ですので、交尾をさせる雌のサイズに少し難ありとなります。
Day-平成16.5.30 (2004年)
Time-AM1:30




WILD オオクワガタ Size-52.1mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK11

このWILD個体は電柱くらいの、太く大きなクヌギ高さ約3m箇所のウロにいました。ウロから引きずり出すのに力が強く新成虫だと感じました!WILDらしいまったくディンプルのない非常に美しい個体です。
Day-平成16.6.3 (2004年)
Time-PM21:30





WILD オオクワガタ Size-36.1mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK12

このWILD個体は高さ約1m箇所の樹皮の裏にいました。普段は確認しない箇所での採集になり、なぜこんなところに!自分でも驚きのオオクワガタ採集となりました。
Day-平成16.6.5 (2004年)
Time-PM20:50





WILD オオクワガタ Size-55.3mm
【熊本県菊池郡K町】wild-MS-KK14

このWILD個体はクヌギの高さ約4m枝先2m箇所の行き止まりになった、浅いウロから大腮の先端をちょこっと出していました。頭部と上翅にWILDらしいケンカキズが有ります。
Day-平成17.6.18 (2005年)
Time-AM2:20





WILD オオクワガタ Size-45.0mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK18

このWILD個体は、クヌギの根本にあるとても深いウロにいました。奥に逃げ込まれると絶対に採集不可能となりますので、かなり技術的に難しい捕獲作業となりました。天然オオクワガタ採集個体にはよくある事なのですが、後ろのフ節がありません、おそらく越冬個体だと思われます。
Day-平成18.5.31 (2006年)
Time-PM19:15




■奇跡です!10年ぶりに熊本で天然(Wild)オオクワガタの樹液採集成功致しました、


WILD オオクワガタ Size-35.8mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK20

このWILD個体はクヌギの高さ約5m箇所で発見しました、わたりの行動の最中でした、ウロには入っておらず、クヌギの幹にぴたっと止まっていました。木に登り手で触ると地面に落下してしました、草の中から探し出すのが大変でしたが、天然生体の雌は熊本では特に採集困難です、しかも10年ぶりの樹液採集で興奮して、感動で手が震えました。
Day-平成29.5.30 (2017年)
Time-PM21:13





WILD オオクワガタ Size-39.2mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK21

このWILD個体は、かなり太いクヌギの高さ約6m箇所にある、樹液の出る深いウロから大腮の先端をちょこっと出していました。5月30日に雌を採集した時に発見しましたが、懐中電灯を照らした瞬間ウロの奥に、素早く入ってしまい、後日あらかじめ長い脚立を準備してリベンジしました、小柄ながら力が強くなかなか出てきませんでした、感動の10年ぶりのオオクワガタ雄樹液採集となりました。
Day-平成29.6.3 (2017年)
Time-PM23:00





WILD オオクワガタ Size-41.1mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK22

このWILD個体は生きたクヌギの発生木と思われる、高さ約5m箇所で発見しました、ちょうどわたりの行動の最中でした、2年前にもオオクワガタの雄を目撃し、昔から採集実績のあるクヌギ林なので、このポイントでは安心してオオクワガタを採集する事が出来ました、今年のオオクワガタ採集はこの3頭だけにしておきます、また来年以降に機会があればこの生息スポットを訪れたいと思います。
Day-平成29.6.8 (2017年)
Time-AM1:30




■令和元年!熊本で久々に天然(Wild)オオクワガタの樹液採集成功致しました、


WILD オオクワガタ Size-40.3mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK23

このWILD雌個体はクヌギの高さ約7mの太い幹にとまって居るのを発見しました、高所なので木に登ると安全なウロへ逃げ込んでしまい、生体を取り出すのに30分くらい格闘しました、天然の雌は熊本では特に採集が難しく、しかも2年ぶりの樹液採集で非常に嬉しくて大変興奮してしました。右側の大腮の先端が欠けていますが、力の強さからおそらく新成虫だと思われます。
Day-令和1年.5.12 (2019年)
Time-PM20:15




WILD オオクワガタ Size-43.0mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK24

このWILD個体は、過去に採集実績の有る太いクヌギの高さ約5m箇所のウロに頭を突っ込み樹液を吸っていました。わりと力は強く外へかき出すと体がダニだらけで非常に汚れていました、大腮の先端が左右削れており、体重は持った感じとても軽かったので自然界で越冬した個体だと思われます。令和元年は運良く雄雌採集で出来ましたから、今年のオオクワ採集はこれにて終了致します。
Day-令和1.5.16 (2019年)
Time-PM22:30



■令和2年熊本で約16年ぶりに大歯系(Wild)オオクワガタの樹液採集成功致しました、


WILD オオクワガタ Size-43.1mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK25

このWILD雄個体は太いクヌギの高さ約4mくらいの奥で2つに分かれた深いウロに入っていました。洞の外には樹液が出ていてここをえさ場にしていると考えられます。20分くらい格闘しましたが、その日は残念ながら逃げられてしまいました。力の強さから新成虫だと感じました。悔しさから深い方のウロに当日採集したヒラタを2匹入れて帰りました。3日後再チャレンジ!運良く深い方のウロにヒラタが入っていて、手前の浅い方のウロにオオクワがいました、丁寧にかきだし棒を駆使し無事にゲット!オオクワを樹液採集するという事は根気と工夫が必要ですね!
Day-令和2年.5.19 (2020年)
Time-PM20:10




WILD オオクワガタ Size-56.1mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK26

このWILD雄個体は、過去に古くから採集実績の有る太いクヌギの高さ約6m箇所のウロに居ました。懐中電灯を照らした瞬間すぐにデカイ!しかも大歯の大腮だと確認出来ました。力は非常に強く外へかき出す時に大腮の先端が見え感動で手が震えてしまいました。過去に熊本で大歯系オオクワガタの樹液採集に成功したのが、平成16年8月3日64.3㎜が最後ですから約16年ぶりの大歯系です。まだ熊本にも大歯がいたんだ・・・感無量です。
Day-令和2.5.28 (2020年)
Time-AM1:30




WILD オオクワガタ Size-41.6mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK27

このWILD個体は、過去に古くから採集実績の有る太いクヌギの高さ約6m箇所のウロに居ました。上記の大歯系56.1mmを抜いた後に同じ洞に入っており、やはりオオクワは同じ木つく行動習性があり同じ場所を好むようで何十年たっても採れる木は同じです。結果オオクワガタは住家とされるクヌギ、コナラなどが伐採されると残念ながらいなくなります。こちらの雄は内歯が摩耗しており頭部に鳥につつかれたような傷もあります。越冬個体か新成虫なのかは判断がつきませんが非常に元気です。
Day-令和2.6.5(2020年)
Time-AM1:20




WILD オオクワガタ Size-44.0mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK28

このWILD雄個体は、生きたクヌギの発生木と思われる、高さ約8m箇所のウロから頭をちょこんと出しているのを発見致しました、3年前にもオオクワガタの雄を採集した昔から採集実績のあるクヌギ林です。こちらは越冬しており全体がダニと汚れでかなり年季の入った個体でした。歴戦の強者なのか?大腮の先端が摩耗し内歯も削れております。頭部にケンカ傷があり上翅左側にはヒラタに挟ませらような凹みもあります。残念ながら体重が軽いので長生きはしないと思われます。
Day-令和2.6.9 (2020年)
Time-AM1:10



■令和3年、約10年ぶりのポイントで超大歯系(Wild)オオクワガ採集成功致しました、


WILD オオクワガタ Size-65.7mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KN09

今年の九州北部の梅雨入りは統計史上2番目の速さで5月11日に梅雨入りして採集が非常に困難なシーズンでした!当然ながら雨天の場合はオオクワは採れないからです。天気予報で情報を聞きつけて急いで山口県から熊本県へ向かいました。天候は湿度が高く雨が降る直前で蒸し暑く5月とは思えない体感でした。春先に20年以上見守って来た樹齢100年程度のクヌギの発生木が根元から伐採された為、急遽10年間入っていなかった過去に採集実績のあるポイントへ向かいました。10年分クヌギは成長しておりより太くなっていて状態は良く採集を初めてから30分程度で大歯系の非常に大きいオオクワガタの採集に成功しました。洞はとても深く大人の拳が入るほどの太さで中に逃げ込まれると採集不可能な洞の手前で樹液を吸っており、大腮の先端をかき出し棒でひっかけ右手のピンセットで押さえこみ動けない状態にして慎重に捕獲しました。過去に60mm台の大歯系は何頭か採集しているクヌギで懐かしい感じがしました。大腮右先端折れ欠け、左側先端摩耗頭部に凹みキズがあり越冬個体だと思われます。(約66mm)
Day-令和3年.5.12 (2021年)
Time-PM23:00




WILD オオクワガタ Size-39.9mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK29

春先にショックなことがありました。過去に古くから採集実績が有り20年以上見守って来た樹齢100年程度のクヌギの発生木が根元から伐採されおり、これでこのポイントは非常に難しくなると感じました。九州北部熊本は異例の5月11日からの梅雨入りとなり2頭目のオオクワガタ採集は厳しく雨の降らない日は何度もポイントへ通い、ひたすら洞からヒラタクワガタの雄を100頭ほど引き抜き、希少なオオクワガタ中歯系を1頭のみ発見し残念ながら捕獲に失敗!全く採れずに弱気になり諦めかけていた時ふと春先に根元から伐採された発生木のポイントへ立ち寄りました。隣の高さ8mくらいのクヌギの洞状の樹皮についているオオクワガタを発見し無事に採集に成功しました。今年は悪天候もありますが本気を出して2雄結果でした、来年以降はますますオオクワガタの採集は厳しくなると思います。来期WILDオオクワガタ生体に出会えることを楽しみにし今期の採集は終了致します。(熊本県の梅雨は約2か月間で梅雨明けは7月13日でした。)今回採集したこの雄は左のフ節欠損及び頭部と背版に凹みがあり、両方の大腮先端と内歯が摩耗し越冬個体だと思われます。ダニが多く付着し爪も摩耗していて体重も軽く長生きはしないと感じました。
Day-令和3.6.25(2021年)
Time-AM2:30



■令和4年、約19年ぶりのポイントで雌(Wild)オオクワガ採集成功致しました、


WILD オオクワガタ Size-60.6mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK30

この個体はなんと驚きの樹液採集初日での発見でした!偵察がてら採集ポイントを虱潰しに懐中電で照らしていると、チラッと怪しい影を発見!約4m箇所の拳が入るくらいの大きな洞に居ました、足場となる枝がなくクヌギの大木に登れない為、脚立をとりに車まで往復約2㎞駆け足でもどりました。そしてその深い洞から無事に希少な大歯系オオクワガタ雄を採集する事が出来ました。運よく洞の奥に逃げこまなかった為、なんとか採れましたが、もし洞の奥く深くに入られると捕獲は完全に不可能な洞でした。おそらくは活動を開始し、自分の宿探しを始めたばかりの生体だと思われます。ダニの付着が少なく爪も殆ど摩耗していない為、新成虫のWILDだと判断が出来ます。また今年もとても綺麗な大歯系のWILD雄生体を採集する事が出来てとても良かったです。今後採集フィールド環境の悪化で益々大歯系は採れなくなると思います。
Day-令和4.5.10(2022年)
Time-AM2:05




WILD オオクワガタ Size-42.8mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KN10

以前から採っていたポイントの発生木の伐採が連続した為、オオクワガタが薄い!感覚があり採集ポイントを昨年から変更し樹液採集をしています。この雌は2003年7月に雄56.4mmを採集した同じクヌギの木で19年ぶりに採集しました。WILD雌は3年ぶりの採集となります。私は雌狙いで採集していますが、九州熊本では非常に難しいです。この個体は高さ約2m箇所の洞の出口で樹液を吸っていました。そこに接近するだけで樹液のきつい臭いがし、ダラダラと音をたて流れているような感覚を受ける樹齢100年くらいのクヌギの木です。このウロからは数日前にヒラタの雄を抜き取りました。今年もオオオクワガタが入りそなウロは片っ端にヒラタを100頭以上引きずり出しております。その努力の結果この個体が偶然その洞を気に入り中に住み着いのだと思います。今回WILD雌を奇跡的に樹液採集でき、とても運が良かったと思います。右中足のフ節が欠損していますが、大腮先端が鋭い為越冬ではなく確実に新成虫だと判断できます。
Day-令和4.5.31(2022年)
Time-AM2:10



    

■令和5年、ここ6年間で4頭目の希少な雌(Wild)オオクワガ採集成功致しました、


WILD オオクワガタ Size-44.3mm
【熊本県合志市某所】wild-MS-KK32

この個体は樹齢70年は超えると思われる、巨大なクヌギの高さ約4m箇所の腕が軽くて入るくらいの大きな洞の裂け目の入り口に居ました、足場となる枝がなくクヌギの大木に登れない為、そっと脚立をかけて登りピンセットでオオクワを奥に逃げられないようにしてから、かき出し棒で引きずり出しました。その深い洞からは運よく無事に希少な大型雌オオクワガタを採集する事が出来ましたが、通常ですと洞の奥に逃げこまれ採集できないような穴です。この洞では毎年何度も失敗し採集出来ず悔しい思いをしている苦手なポイントです。この個体は中足の両方の付節が無く、また後ろの左側脛節1本が無く、なんと!足3本で行動していた為、非常に動きが鈍く採集できたのです。現存する3本の爪と大腮は摩耗していない為、新成虫のWILDだと判断が出来ます。九州に生息するオオゲジに襲われたのではないかと推測されます。今後この付近は開発により生息域のクヌギが伐採されと思われますので。最後の雌だと思い大切にブリードします。私は雌狙いですので今年の熊本県での樹液採集はこれにて終了となります。
Day-令和5.5.15(2023年)
Time-AM2:50




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