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佐賀産オオクワガタHEADLINE

佐賀県産オオクワガタとは主に佐賀の平野に生息しクヌギやヤナギから採集されます。

佐賀県産(佐賀平野、筑後川流域)は全国的に有名なオオクワガタの生息する産地です。
体形は大型で太目の個体が多く出現し格好が良く全国から沢山の採集家が訪れる聖地です。
しかし今現在は河川や水路の公共工事に伴いオオクワガタの生息環境は悪化の一途をたどり、
残念ながら以前水路沿い生育したクヌギやヤナギは伐採されほとんどが存在しておりません。
オオクワガタにとって住みよい生息環境が今後無くなれば完全に消滅してしまう事でしょう。









佐賀県 神埼町産 オオクワガタ


佐賀県神埼町産 体長74.2mm
累代:F1(H13年作出) kanF1-MS-01
佐賀産オオクワガタは近年採集数が激減し貴重な産地と成るのも時間の問題だと思います。この個体は頭幅も有り全体的なバランスも良く九州佐賀県産の綺麗なオオクワガタです。 
そして直接手のひらに乗せるとどこから見ても純血国産オオクワガタだと感じとれます。

佐賀県神埼町産 体長72mm
累代:F2(H15年作出) kanF2-MS-0
上記が種親になります、大腮のラインや内歯の太さ位置にとても佐賀産らしさがあります。
親虫の特徴をより強調した感じがします、次世代でのサイズアップを狙いたいと思います。

佐賀県神埼町産 体長77mm
累代:F3(H17年作出) kanF3-MS-20
上記が種親になります累代も進んだ事で良形個体作出へ期待がますます大きくなりました。
内歯は太くお尻も小さくバランス良い大型個体に仕上がりました、次世代への課題として
頭幅が今ひとつなのでより頭幅のあるディンプル少ない大型個体を狙いたいと思います。

佐賀県神埼町産 体長75mm
累代:F4(H20年作出) kanF4-MS-08
上記が種親になります、累代F4にて佐賀産オオクワガタらしい極太個体が出現しました。
目立ったディンプルもなく綺麗な個体です、詳細サイズは頭幅26mm大腮基部幅5.8mm
と体格がよく兄弟も平均76mm前後で羽化しております、この形状固定を前提にインライン
ブリードして行きたいと思います、 そしてこの血統の次世代の課題はサイズになります。

佐賀県 久保泉町産 オオクワガタ


佐賀県久保泉町産 体長75mm
累代:F2(H13年作出) kuF2-MS-01
この個体は大腮基部が太く佐賀県産オオクワガタによくあるタイプの大腮だと思います。
そしてこの佐賀県久保泉町産は現在オオクワ採集が非常に困難な箇所の一つでもあります。

佐賀県久保泉町産 体長74mm
累代:F4(H17年作出) kuF4-MS-03
上記の個体F4(孫)になります、種親F3は68oと小柄ながらこの個体は太くあがりました。
大腮の完全な六角形的な形状は引継ぎながら、さらにグレードアップした感じを受けます。
全体のバランスも良く兄弟(6雄個体)たちも完全に固まった複製形状で出現しています。
この希少な佐賀県久保泉産オオクワガタは産卵数が非常に少なく大変苦労致しております。

DORCUS POCKET Saga Special Bino


SAGA 体長73mm
累代:F2 (H15年作出)No.saga-MS-12
大腮が太く六角形で頭部から外側へ少し張り出すタイプです!
内歯の下側がモコッと膨くらんだ独特な形状でお尻は小さく
ディンプルも少なく非常に均整がとれた良形個体だと思います。

SAGA 体長73mm
累代:F3 (H17年作出)No.saga-MS-12
上記が種親です!大腮と内歯は親より太く、内歯の下側のモコッとした膨くらみと、
六角形の形状を受け継ぎながら、更にグレードアップした個体が出現して来ました!
これからこの血統の形状固定と進化を目指し、インブリードして行きたいと思います。
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