祝島日記 2004年4月
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4月1日(木) 晴れ 凪
リョウキチ、5時過ぎに起きて釣りに出る。様子を見に出ると、日の出と共に「いわい」がやって来た。昨年と今年の春に出て行かれた先生方からもらった装備に身を固めて出かけたが、釣れなかったようである。
リョウキチの釣りを見に出て、帰りにフクダのおばさんに出会った。道の草をとっていた。この二十年近く、一日と十五日の早朝にはいつも、道の草取りをしているのだそうだ。おらは今まで気が付かなかったのだ。
春らしい天気で祝島の4月が始まった。
ユウベエと裕子おばさんは広島の方の住処に、アイちゃんに連れて行ってもらったようだ。アイちゃんは、何年か前に祝島に住んでいた酒豪で、裕子おばさんと気があって今もつながりを引きずっている貴重な人なのである。アイちゃんは腐れ縁と思っているかも知れないのに、裕子おばさんは時々こんな図々しさを発揮することがある。
夕方、リョウキチはネバル釣り。疑似餌で10匹釣れたそうだ。久しぶりの漁だ。このところ(エビ漕ぎの)エビがのらないようで、遊漁客を断っている漁師さんもいるようだ。
4月2日(金)晴れ 夜中に大南風
夜中の2時頃、台風並みの大南風が吹く。夜が明けてからは強い西風になる。
おらは工作をする。
リョウキチは午前中野球部の練習。午後清水家、善徳寺家の子供集団と一緒に花見に行く。
ナゴジローは洗濯を頑張っている。
夕方、タラメを採りに行く。夕食はタラメの天ぷらだ。デザートはグレープフルーツだ。
4月3日(土)晴れ 凪
朝早く難波のおばんが煮しめと白菜の漬け物を持ってきてくれる。
リョウキチは野球の練習。午後は善徳寺。
おらは昼まで作業。長磯の小屋に太陽電池を設置中。間もなく夜にも小さな灯りがとれるようになる予定である。ほとんど必要ないかも知れないが、おらが春の研修だ!
昼から久しぶりに釣りに出る。ハナグリで中くらいのサバが8匹釣れる。アジも少々。
ナゴジローは洗濯係と宿題。
夕食は小さいメバルの煮付けと鯖とモイカの刺身と、煮しめと白菜の漬け物だ。
ユウベエは無事入学式を終えたようだ。裕子おばさんと入学式会場への道を間違えて、おかげで友達が出来たようだ。
4月4日(日)朝雨 北風
リョウキチは野球の練習試合のため、朝便で出るが、「いわい」が上関に着く前に文彦君から雨のため中止との電話連絡が入る。
「島の朝市」の日。雨は9時頃に上がる。フキやエンドウが出た。島のおばさん、おばあさんはこの島の朝市を楽しみにしている。
午後、久しぶりにソウズイに行く。久しぶりに平さんに会う。今日も二人、お客さんが来ていた。
ソウズイのビワは寒にやられていて、実の付きぐあいが少ない。今年は珍しく、剪定したので薄着でビワの木が寒かったのかも知れない。2月に異常に寒い日があったのがこたえたのだろう。ソウズイでツワを採る。山は花や菜っぱが豊富だ。ノビルやシャクの葉っぱもとって帰る。
ソウズイから帰り、タラメヲ採りに行く。夕飯はまた天ぷらだ。ナゴジロー春休み最後の晩餐だ。昨日のしめ鯖もおまけだ。
オドリコソウ (手前がピンクで向こうが白) |
上 ツワなど 下 しめ鯖と山菜などの 天ぷら |
4月5日(月)晴れ 凪
昼まで頂上周辺の山道を探す。なかなか昔の道がつながらない。頂上あたりに去年植えた桜の木がもう1本見つかった。2本とも生きていたことになる。茶臼山あたりにある大きな桜の木が伸び伸びとしてきた。
リョウキチは中の波止でアジを8匹突いてきていた。アジが波止のそばに寄ってきているらしい。それを波止の上からカナツキ(銛)で突くのである。スナメリが追い込んでいるのだろう。
夕方釣りに出る。サバ2匹とアジが少し釣れる。今日のサバはなかなか型がよかった。ウヤシマにも桜の木が多いところがある。
夕食はアジのフライが主である。文彦君も鹿児島の焼酎を持ってきて一緒につまむ。
4月6日(火)晴れ 凪
ツワの皮を剥ぐ。
リョウキチは午後野球練習。
学校の上の、中腹にある白い山桜の木に行ってみる。オナゴダケの中にあり、根本が二本に分かれている大きな木だ。
夕方釣りに出るが、あまり釣れず。ハナグリから祝島に沈む夕陽を写す。
夕食はリョウキチがカレーライスを作る。
4月7日(水)曇り夜雨 凪
仕事の日。リョウキチは午前中野球練習。
昼にひなたぼっこをしている村岡と北川のおばあさんに出会う。カメラをとりに帰って撮る。二人ともおらが同級生の母親、義母親である。「田舎に泊まろう」とかいう番組で準主役的に登場したおばあさん二人である。二人とも元気である。少し耳は遠いかも知れないけど、二人を見てると少々聞こえなくてもあまりさしつかえ無いなあと思う。
夕食はサバが主。味噌煮を作るが、リョウキチはアラの煮付けを食べる。
4kmランニング。
4月8日(木)晴れ 凪
新学期開始。朝リョウキチ体調不良。
午後は野球練習。
裕子おばさん、久しぶりに帰島。インフルエンザにかかり、柳井で寝込んでいた。
4月9日(金)晴れ 凪
天気のいい日が続く。夜から朝は冷えたり、降ったりしているせいか、桜が長く咲いている。
身体計測の日。リョウキチの作ったソーラーボート(約0.0003トン)を浮かべる。動いた。
学校の東側の桜 | グランドの桜 |
祝島最初のソーラーボート |
4月10日(土)晴れのち曇り 凪
昼前まで、長磯の小屋で作業。バッテリーの端子を拾って取り付けようとすると、少し大きすぎて、隙間を埋めるのに手こずる。なんとか太陽電池からバッテリーに充電できるようになったはずである。
午後ちょっと釣りに出る。釣れない。小さいチダイ2匹だけ。帰りにスナメリを見るが、写真に撮れず。
釣りから帰ってタカトオで木を切る。五ヒラ目に取りかかる。「ヒラ」というのは、段々畑の数え方。タカトオには段々畑だったのが八ヒラくらいあるのだ。木や草で覆われているが、40年くらい前は芋や麦を作っていた。石垣も大分崩れている。帰りに宇山に行ってタラメを採ってくる。
暗くなる前にナカバエで釣ってみる。フジツボを餌にホゴが1匹とササノハベラが2匹。
4月11日(日)曇り後晴れ 凪
リョウキチ、野球部の練習試合で熊毛町に行く。
朝ソウヅイに行って、びわの木の下の草を刈る。1本の木の下だけしか出来なかった。今年はおらがビワの木だけでなく、ビワの実付きが悪いようだ。1月に雨が多いことと、2月の雪が良くなかったそうである。
ソウヅイのデミ(水の出るところ)を見ると、泥が落ちているようである。水はあるが浅かった。前はもう少し水が溜まっていたのだろうと思う。親父が使っていたと思われるビンがあった。炭焼きがまを作るとき、そこからビンで運んでいたと言っていたのである。
午後少し仕事をして、ナガイソに生ごみを埋めに行く。小屋に豆球が点くようになった。
夕方4.5kmゆっくりランニング。
4月12日(月)晴れ 凪
大変ぬくい(暖かい)日。夕方ちょっとカヤックを漕ぐ。今年の初乗り。少しずつ肩ならしをしていこう。リョウキチはちょっとネバルを狙って見るが釣れなかったようす。
4月13日(火)曇りのち雨 東風のち凪
仕事場周辺の草刈りなどをぼちぼちする。ミミンドウが草刈りをすると沢山出てくる。
午後久しぶりに雨がしとしと降り始める。
4月14日(水)雨後曇り後晴れ 凪 アビキが少しある
昨日からのしとしと雨が続く。春雨じゃが、傘をさして仕事場に行く。若葉がきれいな季節になってきた。照葉樹、針葉樹もあって、全山が緑というわけではないが、いろいろな緑がまだら模様を作ってきた。葉っぱが出るのはシガラ(アキニレ)やムクゲが遅い。
夕方早くに、トビイシまでカヤック漕ぎ。その後4.5kmランニング。温かくなったので半袖短パン。それでも汗をかく。
4月15日(木)晴れ 凪 アビキがある。
子供達と竹を切りに行く。竹垣作りの材料である。敏坊さんに手伝ってもらう。
4月16日(金)晴れ 凪
子供達と竹を割る。虫が着きにくいのではないかと思い割った竹を海に漬けておく。
夕方夕陽を写しに行く。
4月17日(土)晴れ 凪
柳井へバッテリー端子や樋、インクなどを買いに出る。ナゴジローも元気。午後に裕子おばさん、ユウベエも来る。リョウキチは上関で合同練習。
夕便で帰って長磯の小屋のバッテリー端子や樋を取り付ける。太陽電池の上だけでもと、樋を付ける。
4月18日(日)晴れのち曇りのち雨 凪のち南風
朝6時前、リョウキチは清水丸で出る。練習試合で周南市に行く。
おらはおかずを釣りに出るが、スラ。昼前にタカトオに行き、昨日買ってきた芋蔓を10本植える。
午後ゆっくり、長磯で草取りなどをする。
リョウキチは16時頃帰島。裕子おばさんは夕便で帰島。
4月19日(月)雨後曇り 大南風
午前中南風の強いのが吹く。午後凪ぐが南風の波は夕方まで残っている。
夕方リョウキチと200球くらいキャッチボールをする。新しいクローブを少しでもやわらかくするため。
4月20日(火)晴れ 西風
子供達とビワの袋掛けに行く。その後、平さんの石垣見学。
今年はほんとにビワの実の付きが悪い。農家は収入が少ないだろう。
平さんの石垣は、何回見てもすごい。子供達はそのすごさがおらほどは感じていないようだ。平さんと話をすると元気を与えてもらえるようだ。やろうと思ったらたいていのことは出来そうな気になるから不思議である。元気に継続すると大きな力になるということである。
4月21日(水)晴れ 凪
PTA参観日、PTA総会、PTAスポーツ。
PTAスポーツに、秀人君、内山さん、サトシ君達が参加。汗を流した後、汗を補給した。つまみは文彦君の作ったタケノコの煮付けとセエ(カメノテ)。
4月22日(木)晴れ 凪
橋部さんのホームページに将棋盤風の目が描いてある石が見つかったとある。おらも探していたのだがなかなか見つからなかったもので、写真も載っている。確かに将棋盤風である。メデタシメデタシである。今度実物を見に行こう。
夕方、トビイシまでカヤックを漕いででトビイシまで行く。松の苗が一本元気に育ち、一本は枯れていた。シガラの芽が出ていた。種が飛んできたのか、持って行った土に入っていたのだろう。
4月23日(金)曇りのち晴れ やや西風
夕方、長磯に裕子おばさんと生ゴミを埋めに行く。ソラマメに実が付いていた。
たみちゃんからヨボシの釣り情報をもらう。そのうち出てみよう!
4月24日(土)晴れ時々曇り やや東風
朝便でリョウキチ、裕子おばさんと出る。リョウキチの野球郡体。惜しくも負ける。
野菜の苗などいろいろ買って帰る。夏野菜の木村菜園が始まる。
ネット21の会報用の魚の記事を書くために波止にヤハギを釣りに出る。ヤハギとデンゴを2匹ずつ釣った。釣り人の落としていったらしいイカナゴが5匹あったので持って帰る。リョウキチはそれで釣りに出た。1匹ササノハベラを釣って帰った。
釣りに出た後、朝市の打ち合わせ。5月は2日に実施と決まる。
4月25日(日)晴れ 凪
カノウジマへ(カノウジマ) |
朝早く釣りに出る。小鯛1、チダイ1,ネバル1。その後午前中、オオトオを歩く。橋部さん達の見つけた石を探してみるが見つからなかった。イワクラとしてあった写真の所はあったが、将棋盤風の目が描いてある石は見つからなかった。
午後、長磯に西瓜や瓜の苗を植えた後、カヤックでカノウジマに行く。初めての上陸である。小さな島が3つある、白井田の沖に浮かぶ島である。白井田では3つにそれぞれ名前を付けて呼んでいるだろう。祝島でも呼び方があるのだろうが、おらはカノウジマ(カノウ)しか知らない。帰って波止の中に入ったとき、たみちゃんが釣りに出る所と出会い、釣りに誘われる。暗くなる前に出てみる。鯛の大きいのが釣れていたが、道具が古かったのか切れてしまう。結局アジを8匹だった。
4月26日(月)曇りのち雨 東風後南風強
昼を過ぎてから南風が強まった。夕方近くから雨も降り始める。
4月27日(火)雨後曇り 夜中大南風のち西風
夜中に大南風が吹き、家が揺れた。朝は止み昼頃から西風になった。
長磯の西瓜や瓜の苗を見に行くと、少し揉まれていたが、まだ大丈夫のようだ。西瓜にはビニールで覆いをしておいた。夕方西風が強まった。
鯛用の釣り道具を久しぶりに修繕。
4月28日(水)晴れ 西風
午後平生へ出張。文彦君に乗せていってもらい、終わった後も柳井まで運んでもらう。
このところ漁が少ないので、裕子おばさんから肉を買ってこいとの指令が出ていたので、ピクロスと言うところで役目を遂行する。ナゴジローの所に泊まる。ナゴジローは元気そうである。
4月29日(木)晴れ 凪
昼の便で帰る。室津でいわいから龍丸に乗りかえる。いわいは連休前に定期点検と言うことである。
帰って午後、リョウキチとイワグチまでカヤックで行く。ゴチを狙うが釣れなかった。昔(中学生の頃)あった石(クロゴチのポイント)が無くなっていた。
帰りにトビイシの松の苗を見た。元気であったが先日の大南風で傾いていた。
海にカブレが多い。
夕方キャッチボールをする。
4月30日 晴れ 凪
マーティンさん来島。昼休みにヤッチャン・リョウキチと卓球をして、負けたみたいである。
夕方、カヤックで50分、リョウキチと何処まで漕げるかやってみた。インナクラまで。
夜、新築の綿村に行ってビールをご馳走になる。ケンボウのギターが素晴らしくなっている。中学校の時以来だから40年ぶりに聞いたのだから無理もないかも知れない。あのころから弾いていたのだと思うと感慨がある。
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